山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

日中はカサブランカ、夜は月下美人

2016-07-23 19:09:30 | 植物
一昨日だろうか、今年もカサブランカが咲いた。
 植木鉢に球根を植えっぱなしのまま一年が過ぎて、肥料をやった記憶は覚えていないのに、また1mほどの茎を伸ばして開花してくれた。
 名前の言われは、スペイン語のCasa(家),Blanca(白い)からきているという。
 
                               
 行ったことはないけど、モロッコの都市カサブランカは、白い家の街並みで有名だという。
 欧米は白いユリがお気に入りだ。
 
                    
 道草山のふもとでは、「ヤマユリ」もしっかり咲いている。
 花が道路側に出てしまい自動車にぶつかるので、毎年ひもで山側に誘引している。
 このヤマユリを原種にオランダで作られたのがカサブランカであるのは有名だ。

 
 サボテンの仲間「月下美人」がたまたま昨夜咲いた。
 もちろん、朝には萎れてしまう美人薄命の一日花。
 「新月や満月にしか咲かない」とか「1年に一回しか咲かない」とか言われるが、環境があえば年に3~4回咲くという。

                             
 夜に咲くのは、花粉・花蜜をいっぱい用意してコウモリを待っているのだ。
 風媒花でもなく虫媒花でもなく、コウモリ媒花というわけだ。
 和宮様はせっせと冬や風の強い日には室内に入れたり愛情をもって育てている。
 この月下美人も純白の魅力があるんだね。
 
コメント
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