山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

信号じゃないよ「赤・青・白」だもん

2017-04-11 21:14:49 | 植物
 一日中雨模様のきょう、山を越え町に買い出しに行く。
 国道沿いは桜が満開だったが休日であっても花見客を見たことがない。
 わが家の入口には「ボケ」が満開。
 悪質土性のわりには毎年頑張ってくれている。

   
 「地獄の釜の蓋」と言われる「キランソウ」が畑の道端に咲いていた。
 これを煎じて飲むと死なずに病気が治るということから、地面に蓋をしているように張りついている。
 花は意外に高貴だ。

                                 
 わが家にはコブシの仲間の植木がいないと思っていたら、シデコブシかコブシかわからないが、白い花が咲いている。
 シデコブシの花が好きだがそれは薄い赤紫の花と12枚以上もある細い花弁が魅力だ。

    
 いただいた「シラユキゲシ」(ケシ科)の花はほっそりしていて清楚で可憐な白い花だったが、想像以上に強靭な植物だった。
 数株しかなかったのにいつのまにか花壇の主になっていた。
 畑に侵出した株を掘り出して違う花壇に移植する。
 まもなく開花が期待できそう。

                                
 以前、畑の際に移植した「アヤメ」がしっかり定着して混みあってきた。
 鋭い葉を伸ばして真っすぐ天に向かう。
 綾の目のデザインの細密さはいつも神秘を感じる。

 春の進行過程は速すぎてあっという間に雑草まみれに埋もれてしまう。
 春とはつかの間の人生の青春なのかもしれない。
 大切なことは年齢に関係なく青春時代を提供してくれることだ。
 しかし人間は年齢と共にその感性を研ぐのを忘れてしまう。
 ヤバイ!!
 
 
           
 
コメント
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