山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

集落プロジェクトで桜を植樹

2017-04-01 21:08:28 | 出会い・近隣
 空は小雨模様だったが、「雨でも植樹はやろう」ということになった。
 13軒しかないわが集落だがむかし長髪だった団塊の世代前後の精鋭5人が集まる。
 年間を通じていつも草ぼうぼうの斜面に、はじめて草刈機がはいる。

                             
 植樹するには斜面の草刈をして足場を安定させないと危険が伴う。
 汗をびっしょりかいた草刈のあと、穴を掘る。
 そこに竹炭と腐葉土を入れてソメイヨシノの親でもある「エドヒガン」16本を植える。

     
 エドヒガンは1000年前後の巨樹が各地にあることで知られている。
 うまくいけば荒れた路肩が桜並木に変わっていく。
 ただし、石ころだらけの急斜面とははびこるススキ・クズの環境をクリアしなければならない。


       
 支柱はメンバーの大工さんがすぐに調達してくれた。
 このプロジェクトの初期は及び腰の空気が支配していたが、今では率先して参加するようになってきた。
 ほかにいただいた「ドウダンツツジ」の苗20本は後日植えることにする。

                                   
 加えて、斜面の土留のための「バーター」の板と短い支柱も大工さんがあっというまに確保してくれた。
 作業が終わってからご苦労さん会を公民館で行うが、話は他方面に脱線したエンドレスストーリーとなる。 
 荒涼が目立つ過疎地に小さな希望の一つが芽生えようとしている。

                                
 
                         
           
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