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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ゼンマイ病再発の和宮様

2017-04-17 17:55:27 | 食彩・山菜・きのこ
 わが道草山にガサガサと怪しい人物が侵入したか、とよく見たらなんと和宮様だった。
 早春とともにゼンマイがいっせいに蒼生し出すと、昨年収穫をやめていただけにゼンマイ採りをついに再開したのだった。
 ただし、ゼンマイは道がないような場所にあるので足元は注意が必要だ。

                       
 ゼンマイを食べられるようにするには気の遠くなるほど手がかかる。
 地元で今もゼンマイ採りをしている人に会ったことはない。
 まずは収穫したゼンマイの新芽を取り、ゴミを取り除く。
 
                       
 
 ゼンマイの茎には毛がありそれを取り除くのも大変な作業だ。
 それをやり続けているうちに、指に水をつけてからやると毛がきれいに取れることを発見したという。
 しかし同時に、指や爪は黒ずんでしまう。
 これではゼンマイ文化は廃れてしまい、除草剤まみれの中国産乾燥ゼンマイに凌駕されてしまう。
 「山菜そば」の食材の多くは中国産だという。

                        
 きれいになったゼンマイはこれから天日干しとなる。
 和宮様は天気とのにらみ合いの格闘が始まる。
 晴れであれば茣蓙にゼンマイを一本一本並べていく修業でもある。

22時30分ごろ、突然停電となる。
 大雨がひどいとき、ときどき停電がある。
 1時間ほどで復旧するが、停電の時は防災放送はいつも沈黙する。
 

      

コメント
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