雷鳴が聞こえ始め、灼熱の山野に雨が降りだした。
たまたまきょうから、米林宏昌監督がジブリから離れて作った第1回アニメ作品「メアリと魔女の花」の上映があるというので、これ幸いと街中に出かける。
2014年にスタジオジブリの制作部門が解体されるなか、2015年にスタジオ「ポノック」(クロアチア語で「午前0時」、つまり「新たな一日の始まり」の意味)が設立され、ジブリの流れを受け継いだ米林監督作品を担う。
「魔女の宅急便」や「千と千尋の神隠し」を想起する場面を少なくなかったが、原作がイギリスの作家のせいかハリーポッターもどきの流れも感じられた。
サブタイトルが「魔女ふたたび」とあるように、そこにジブリとは異なる独自性やテーマが薄いように思われた。
アメリカはディズニーがいまだに健在だが、ジブリは宮崎駿の個人工房の色彩が強すぎたのだろうが、制作部門の解体は苦渋の決断としても残念至極。
音楽は徳永英明かと思うほどだったが「SEKAI NO OWARI」の若いハーモニー。
切なさと希望のハスキーなメロディが心を揺さぶる。
たまたまきょうから、米林宏昌監督がジブリから離れて作った第1回アニメ作品「メアリと魔女の花」の上映があるというので、これ幸いと街中に出かける。
2014年にスタジオジブリの制作部門が解体されるなか、2015年にスタジオ「ポノック」(クロアチア語で「午前0時」、つまり「新たな一日の始まり」の意味)が設立され、ジブリの流れを受け継いだ米林監督作品を担う。
「魔女の宅急便」や「千と千尋の神隠し」を想起する場面を少なくなかったが、原作がイギリスの作家のせいかハリーポッターもどきの流れも感じられた。
サブタイトルが「魔女ふたたび」とあるように、そこにジブリとは異なる独自性やテーマが薄いように思われた。
アメリカはディズニーがいまだに健在だが、ジブリは宮崎駿の個人工房の色彩が強すぎたのだろうが、制作部門の解体は苦渋の決断としても残念至極。
音楽は徳永英明かと思うほどだったが「SEKAI NO OWARI」の若いハーモニー。
切なさと希望のハスキーなメロディが心を揺さぶる。