山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

暴れ天竜川を見てきた二本杉

2011-01-21 10:07:51 | 風景

国道沿いに見事な二本杉が屹立している。 車を止めてそれを見上げる人はなかなかいない。 「春埜杉」も圧巻だが、この二本杉もなかなかのものだ。

          

 もう1本の根元は合体していて頼もしい家族を形成している。 この迫力こそ、生きようとするいのちの証だ。

                     

  大空を塞ぐ枝はまるで一本の木くらいの太さがある。 天竜川近くの船明(フナギラ)地区に残されたこの杉は、諏訪神社の参道にあるご神木だったという。 近代が形成される数百年前から日本の急速な変貌を見てきたんだなー。管理は地元の自治会がきちんと管理しているが、もっと生かす方法はないものかなー。

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木の上の隊長!?

2011-01-20 09:47:37 | 路上観察

 国道沿いで半纏を着た人が木にしがみついていた。 昨年はサンタの服を着ていた。(2010.12.24.blog参照)

 最近、木を登ることに熱中しているのは春野に出没する某隊長だ。これは隊長なのかもね。ツリーハウスでも作るのであろうか。

  ここを通過するたびに楽しみなポイントである。 次はきっと鯉のぼりを持っているのに違いない。

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直球勝負の長渕剛

2011-01-19 11:54:05 | ポエム

 最近、車を運転するときにかけるCDに「長渕剛」が加わった。 今までは、「忌野清志郎」のCDをかけることが多かった。 情に直球勝負する長渕の迫力は魅力的だ。 

 忌野清志郎の在野的な視点は、変化球に富んでいる。 「自衛隊に入ろう」という反戦歌を歌った吟遊歌人「高田渡」も「フォーク」の原点を生涯貫いた。 この二人のCDも車に常駐だ。

 長渕らしい歌は次の歌詩にも充満している。 (「ふざけんじゃねー」収録)

 

                   いのち          (長渕剛/作詞・作曲)

 雨が降っていた  どしゃぶりの晩 ぬれた地べたに 傘を突っ立てた

 しゃくり上げた瞬間  喉をかっ斬り悔しさを幾度も  タバコの火で焼ききった

 海になりてー 激しくうねり狂うほど  海になりてー あれは確か俺、19の冬だった

 中途半端の親切より もっとしゃむに生きた

 中途半端の慰めなどに振り向かず 走り抜く命が好きだった

 

 風が言葉になった 吹きさらしの言葉から  心という響き探した

 うら優しい母の愛より 物言わぬ親父の背中に 甘え抱かれたかった

 正義に倒れ死んでいった者達の墓の上に  こっそりつばを吐き弱者を気取る大馬鹿野郎

 刑務所も娑婆も流れる水はやっぱり同んなじだった

 うら寂しい人情の陰の荒くれた厳しい命が好きだった

 

 道は後ろにあった 過去という名の貧弱な俺の 足跡があった

 逃げても追いかけた 逃げる自分を許さぬ もう一人の俺が

 強い者ほど細やかな風に泣き みっともないくらいの恥を誇りに思うものだ

 すたれて貧しくたかるよな大胆不敵より 乱拍子で脈打ちながら希望へかじりつく命が好きだった

 すたれて貧しくたかるよな大胆不敵より 乱拍子で脈打ちながら希望へかじりつく命が好きだった  

 

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天竜川最後の船明ダム

2011-01-18 14:59:55 | 風景

 1977(昭和52年)に完成した、「船明(フナギラ)ダム」の放水が続いている。 天竜川最後の電源開発であるこのダムは、山間にあるというより町へと続く中間点にある。 

 世界最大級と言われる9門の水門のうち、3門で放水が行われていた。

                  

 雨が少なくともこれだけの水量があることにびっくりする。 広くて穏やかな水面を利用して、カヌー・カヤック・ボートなどの練習風景も時々見ることがある。 国体などのスポーツ大会で漕艇競技の会場にもなっている。

                            

  また、オオタカなど野鳥の豊富な探鳥地としても有名だ。  この映像の左側が発電所。 ゴミが集積したり土砂が沈殿したりの悩みはいうまでもない。

 松本清張の小説『状況曲線』にも登場するサスペンスな場所でもある。 地名は「ふな+あきら」がなまって「ふなぎら」となったらしい。

 この近くの道の駅「花桃の里」を拠点に散策会を行っている。 花を大切にしている山里のしっとりとしたたたずまいが魅力的。  売店の花桃ソフトクリームがおすすめだ。

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簡単な生大根の漬物

2011-01-17 14:38:53 | 食彩・山菜・きのこ

 このところ大根の漬物をバリバリ食べ過ぎて胃が重い。  それほどにうまいのだ。 

 となりの師匠からいただいた大根を、皮付きのままザラメ・塩・酢を入れて重石を載せるだけだ。 これに、大根の葉やコンブと柚子をいれてみた。 ザラメはひかえめにいれたが、一週間もすれば味がなじんで一本分の大根をたいらげてしまうほどの病みつきになる。

 大根8kgほど漬けてみたのだが、もう残りはわずかしかない。 ごはんとこのたくあんでおかずはいらない。 おやつにしてもよい。

 大根を干したりの手間を考えたらこれがいちばん手ごろで、味もばっちり。 市販の「大根の漬物の素」で作るより簡単でしかもうまい。 もう一回チャレンジしてみたーい。  (2010.3.28.blog参照)

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久々に雪が積もったのだ

2011-01-16 22:22:52 | 風景

 昨夜から降った雪は珍しく積もった。 寒さはまちより明らかに寒いが雪が積もることは少ない地域だった。 この数日、台所の水道は凍ってしまうので一日ちょっぴり流しておく。 畑の白菜が心配だ。

            

 庭のかまどが雪でえらく目立っている。

                   

 新雪に四つ足が徘徊している。 うれしいのか、必死なのか。 生きる証を刻んでいる。

  こうしたなかで、集落で告別式があった。 朝8時から夕方まで準備から片付けを震えながら手伝ったのだ。またまた、手際のよい地元の人の動きに感心する。

 

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 これはなーんだ!

2011-01-15 17:40:08 | リフォーム・屋内作業

 黒い粉はバケツいっぱいになった。

 なんとそれは、ダルマストーブの煙突のススなのだ。 実際は画像の倍近くはあったのだが、 こんなにも溜まるものかとびっくりするばかり。 煙が部屋に充満してしまった原因がこれだったのだ。 こびりついた煤は、煙突用タワシと即席で作った引っかき棒が活躍した。 初めての煙突掃除だった。

 いい勉強になったが、田舎暮らしは想定外のことが起きるし、手間暇かかる不便さがつきまとう。 時間だけはゆっくりしてくれるのがせめての慰みだ。

 大変な思いをして煙突を設置したが、きょうは少しずつ取り外しながら夕方近くまで煙突掃除。 この大量の煤は、何かに活用できないものだろうかと、「もったいない」心が騒ぐ。

 これで安心してさっそく点火。 夜の外は雪が降ってきた。 掃除さえこまめにやれば、安いダルマストーブも大きな戦力になる。 いただいてきた薪の殆んどは杉材が多いので、30分に1回は補給しなければならないが、それでも家全体が暖まっていくのがなによりだ。

 同じ地区の集落で不幸があり、昨日打合せ、きょうが通夜、明日が告別式。 3日連続で全世帯が集まる。 親戚の顔ぶれをみると、見知った人ばかり。 やはりそれほどに、血縁関係が深い地域なんだなー。 とはいえ、地域の結束力は都会は足元にもおよばない。  しかも、集落の縁戚以外はみんな平服なのである。 これはとてもうれしい。

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スモールオフィス!?

2011-01-14 20:41:13 | 路上観察

 国道沿いに瓦葺のチョー狭いオフィスがあった。

 そのオフィスはガラス越しで見ると立派な電話があるだけである。 人が座る余裕がないので、立ちながら用件を済ますのである。 しかもその電話はいちいちカードを使わないと利用できない電話なのだ。 いつみても、事務員がいないのはどうしてなのだろうか。 従業員でなくともだれもが利用できるオフィスなのだろう。 きっと、倒産しない大企業が経営しているのに違いない。

 ちなみに、春野町には木材をふんだんに使った電話ボックスが多い。

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ダルマストーブ始動

2011-01-13 20:49:04 | できごと・事件

 寒さも本格的。 午前中、道草山の草刈をやってから、午後はダルマストーブを今年初めて使いました。

 安いストーブのせいか、煙が漏れて部屋に蔓延してしまいます。 これじゃあ、また煙臭いと言われちゃいますが。

                       

 薪はいただいた廃材がばっちりありますし、道草山で伐採した樹も十分あります。 杉の枯葉はとてもよく燃えます。 去年はキウイの枯木をよく燃やしていたっけ。 燃やしているとつい時間を忘れてしまいます。

 

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道草山の草刈実施中

2011-01-12 19:49:31 | 農作業・野菜

 本当は部屋の床張りをやるはずだったが、道草山の急斜面の草刈を始めて3日目だ。 

  ツル植物が曲者だ。 ツルとの格闘に時間をとられると言っても過言ではない。 一方、そのそばには多数のシュンランが散在しているのもわかった。

 一日やるのはつらいので、半日の予定だが、きょうは終日だった。 寒い日ほど、草刈をやったほうがちょっぴり汗をかくくらいで、炬燵にいるより経済的で健康的だからだ。

 二日連続でとなりの師匠も手伝ってくれた。 ありがたい。 潅木も大胆に伐採して道を作り、見通しのある山にしようというわけだ。 とりあえずは人がなんとか歩ける道を貫通させることができた。 慢性の腕の痛みは変わりないが、筋肉痛一歩手前だ。

                          

  この寒さの中、畑のホウレンソウがなんとか生き延びている。 前回は霜で全滅だったが、今回は秋から防寒対策を施し、昨日シートをもう1枚かぶしてみた。 この冬を越すと甘味も飛躍する。ネギ・玉ネギ・ニンニクも寒さで元気がなくなってきたのでそれらもシートで覆った。

 もう少しの辛抱だ。 春が待ちどおしい。

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