山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

薪割りが忙しくなった!

2011-01-29 17:51:06 | 野外活動

 火の利用は人間の発達を驚異的に促した。 体を暖め、調理を飛躍させ、人間が動物界を君臨する一つの大きな梃子になったのは言うまでもない。

 冬の寒さをしのぐ大変さを日々感じているが、薪を燃やして暖をとることは、心の安定を保つ効用がある。 ダルマストーブの利用で部屋全体が暖まるまでにはいかないが、なんとか10度近くいけばラッキーだ。

 石油ストーブでさえも、10度を越えるにはかなり時間をかけなければならない。 それほどに、昔の民家は寒かったんだ。

 知り合いの製材所から杉の端材を大量にもらってきているので、薪にはこまらない。 ただし、広葉樹じゃないのですぐ燃え尽きてしまう。30分もすれば補給しなければならない。 一晩でダンボール2箱くらいは消費してしまう。 

 それでも、薪割りは魅力的だ。 マサカリの力の入れ方も薪の状態にあわせなければならない。 節がしっかりあるとなかなか手ごわくなる。 精神修業のような境地で丸太に向かう。 

 妊婦にも薪割りはいいそうだ。 足をしっかり開いて腰を入れてマサカリを打ち落とすという動作がいいらしい。 これは妊婦に限らず、だれでも心身の健康に良い。 薪割りできる幸せを共有してみませんか。

コメント
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