山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

天竜川最後の船明ダム

2011-01-18 14:59:55 | 風景

 1977(昭和52年)に完成した、「船明(フナギラ)ダム」の放水が続いている。 天竜川最後の電源開発であるこのダムは、山間にあるというより町へと続く中間点にある。 

 世界最大級と言われる9門の水門のうち、3門で放水が行われていた。

                  

 雨が少なくともこれだけの水量があることにびっくりする。 広くて穏やかな水面を利用して、カヌー・カヤック・ボートなどの練習風景も時々見ることがある。 国体などのスポーツ大会で漕艇競技の会場にもなっている。

                            

  また、オオタカなど野鳥の豊富な探鳥地としても有名だ。  この映像の左側が発電所。 ゴミが集積したり土砂が沈殿したりの悩みはいうまでもない。

 松本清張の小説『状況曲線』にも登場するサスペンスな場所でもある。 地名は「ふな+あきら」がなまって「ふなぎら」となったらしい。

 この近くの道の駅「花桃の里」を拠点に散策会を行っている。 花を大切にしている山里のしっとりとしたたたずまいが魅力的。  売店の花桃ソフトクリームがおすすめだ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする