山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

トマトかじりたい妄想が原動力

2015-05-21 19:21:46 | 農作業・野菜
 このところの天気で汗をかくことが多い。
 そんなとき、買ってきたトマトをかぶりつくと、じつにうまい。
 そんな欲望にかられてついトマトの苗を多く買ってしまう。

          
 さいわい、道草山の皆伐で伐られた竹が大量に出たので支柱は心配ない。
 支柱も毎年のことながら100本近くをじゅうぶん調達できている。
 ある意味では、適度に荒廃した竹林があるのがいい。

 
                    
 草刈り機で無くなった道を復活させる。
 今年はできるだけ雑草ゾーンと開発ゾーンとを明確にしたい。
 でないと、雑草のせいで畝の野菜に到達するのがおっくうになるからだ。

 今年こそは野菜の植え込みを少なめにという目標がもろくもくずれる。
 耕運機の導入が欲望を開発する。
 うまくやれば忙しさを強めてしまうことと昼寝を増やすこととが両立する可能性はあるけれど、それが進歩なのかどうか、ふと考える。
 
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史上最高の「ハチク」収穫

2015-05-20 21:07:15 | 農作業・野菜
 裏の道草山のハチクのタケノコが急速に伸びてきた。
 ハチクのタケノコは孟宗竹より一週間から2週間ほど遅く登場する。
 孟宗竹よりハチクのほうが旨いという人も少なくない。

                     
 最初に発見するのはいつも和宮様だ。
 このところ、ハチクが家の近くまで侵出してきている。
 タケノコを食べられるのはいいが、ハチクが拡張してくるのはよろしくない。
 
 収穫した翌日に焚き火を行い、和宮様入魂のタケノコご飯をいただく。
 いうまでもなく、「うまいっ!! 柔らかい!」

 トウモロコシと枝豆の苗をすべて植え込むことができた。
 とりあえず、一段落して、ホッとする。

しかしまもなく次の苗がまもなく移植を待っている。
 ゴーヤ、カボチャ、メロン、セルリー、オクラ、キュウリ、エンサイなどの若芽が伸びてきたのだ。
 百姓は野菜に追われる運命にある。

                    
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イチゴを食べつくしちゃったのダーレ!?

2015-05-19 20:48:36 | できごと・事件
赤い実をチラつかせていたイチゴがすっかりなくなってしまった。
 一昨日は、赤く色づき始めた実がいっせいになくなった。
 そしてきのうは、青い実もいっせいになくなってしまった。

          
 せっかくイチゴの実が赤身がかって期待していたのに、朝食の楽しみが欠けてしまった。
 話があれば、お分けする用意もあったのになー。
 青い実まで根こそぎ食べてしまうのはいけませーん。

                       
 とりあえず、防虫網でイチゴの畝を覆ってみたけど、よけいな仕事を作らせないでくれよなー。
 イチゴの畝に侵出した「ペパーミント」のハーブも移植する。
 これをするのに午後7時近くまでかかってしまったじゃないかー。
 
 ポットに種まきした枝豆とトウモロコシの芽が伸びてきたので、それらの苗をやっと畑に植え始める。
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錦織とホタルガのいい関係

2015-05-18 21:49:50 | 生き物
 テニスの錦織の大活躍は連日放映されている。
 錦織とは、青い実ができる樹木の「サワフタギ」の別名でもある。
 サワフタギにはめったに出会えないが、発見した時の瑠璃色の実は魅力的だ。
 わが家に自生している「クロミノニシゴリ」(ハイノキ科)は、黒い実のサワフタギ。
 白い花はウツギに似ている。


                 
 この「クロミノニシゴリ」には、毎年5月上旬に黒マントの「ホタルガ」の幼虫が住み始める。
 それをいつも最初に発見するのが和宮様だ。
 幼虫のデザインがポップな感じのモダンアートなのだ。
 今は姿を消していてどこにいるかがわからない。

 初夏にはユラユラと黒いマントを羽織って飛んでくる。
 幼虫と成虫とがなかなか結び付かない自然の不可思議。
 あたりまえの田園風景のなかでもこんなアートな風景がうごめいている。
 
 
 
                  
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棚田・林縁に寄せる「くんま」のまなざし

2015-05-17 20:26:25 | 旅行・散策
 今月の散策会は、天竜の奥庭・「熊」の大栗安地区の棚田とその林縁を歩く。
 「日本の棚田百選」や「静岡県棚田等十選」にも選ばれる棚田だけに、その急峻さと小ささが目立つ。

         
 出っ張りの石垣には板を渡して「畦道」にすることで、大地を大切にした。
 日曜にもかかわらず、棚田で農作業に従事している地元の人の姿が見られる。
 山に生きる楚々とした日本がまだ息づいている。

                         
 林縁にも地元の人の心遣いがあらわれていた。
 草刈りがしっかりやられていて、しかもササユリには支柱がなされ、草刈りの防御もされている。
 そんな狭間に、「エビネ」を発見。

                   
 さらには、「フタリシズカ」がところどころに見られた。
 シカ除けの柵もしっかりされているので山野草も守られている。

                    
                
 日陰の場所には、「ギンリョウソウ」の群落も見られた。
 また、「ニガナ」の群落の一部にはニガナより舌状花が多い「シロバナニガナ」も控えていた。
      
 散策しているとつい下ばかりみてしまう傾向にあるが、「モチツツジ」をはじめ「コシアブラ」などの広葉樹も多く見られ、石仏にも出会った。

 「くんま」の散策コースには、自然も民俗も魅力的な風景が残されている。
 便利と効率が急速に進まないと、こうした宝が残されている。
 進歩することは必要だが、失うものもあることを忘れてはならない。


 
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畑にダイヤモンドが輝く!?

2015-05-16 20:14:43 | できごと・事件
午前中の雨が止んだので畑に様子を見に行く。
 すると、畑の一部を凌駕していた「アカザ」にびっくり。

        
 「アカザ」の紅紫色も見事だが、その中央に水滴が光っていたのだ。
 それも一つずつのアカザに一つずつのダイヤが輝いていた。

                 
 よく見ると、その水滴にはまわりの紅紫色を複雑に反射している。
 こういうときだからこそ発見できる風景だ。
 ツガル博士からいただいた1本のアカザがこのような群落を形成したことも驚きだ

                       
  
 一昨年花壇に植えた「イブキジャコウソウ」(シソ科)は、石垣のすみっこに居場所を見つけたようで自主的に移動している。
 花があまりに小さいので気がつかなかったが、生き残っていること自体にホッとする。

 葉を揉むと「麝香(ジャコウ)」の匂いがするという。
 麝香とは中国の麝香鹿の芳香だそうだ。

 雨が止んだ夕方にトマトをやっと植え込み、さらにはジャガイモの土寄せも始めた。
 天候の変転に体がついていけないのを感じるこの頃だ。
   
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ソラマメ収穫へ

2015-05-15 20:53:44 | 農作業・野菜
 2週間前には花が咲いていたソラマメに実ができ、いよいよ収穫となった。
 「ソラマメがうまいのは3日だけ」と言われるくらい、旬が短い野菜だ。
 なのでさっと茹でて食べてみる。

                      
 甘みが口の中で広がっていく。
 いつも防寒や病気で失敗の連続だった。
 春になってビニールフィルムをはがすタイミングも難しい。
 そんな課題もありつつ、収穫できたこと自体がありがたい。

                            
 隣のジャガイモも例年通り安定的に元気が良い。
 花がポツリと咲きだしてきたので、そろそろ追肥と土寄せが必要だ。
 この作業はいつも和宮様の出番。

    
 毎朝一口ながら、イチゴの収穫を楽しんでいる。
 市販のイチゴだとあっというまに食べきってしまうが、ささやかな収穫をしながらの日々は楽しみだ。

 蒸し暑い日中は朝寝・昼寝を決め込み、陽がかげった夕方から作業をボチボチ始める。
 4か所の畝に黒いマルチをセッティングする。
 枝豆・トウモロコシ・トマトの苗は畑デビューをとっくに待ちくたびれている。
 明日は何んとかできそうだよ。
 
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道草も発見の世界

2015-05-14 20:36:42 | 植物
 道草を楽しんでいる。
 国道沿いの場所によっては「コウゾリナ」が群生している場所がある。
 漢字で書くと「髪剃菜」。

        
 茎を触ると剛毛が痛い。
 その感じが顔を剃るイメージがするのだそうだ。
 名前の由来は、「顔剃り菜」が転訛して「こうぞりな」になったという説だそうだ。

                
 よく見かける「イヌガラシ」(犬芥子)。
 芥子菜に似ているが辛くないので、役に立たない「犬」がつく。
 犬がかわいそうだ。
 若葉は山菜として食べられるが、まだ体験していない。

                      
 アザミに似ているが、棘もなく、葉も柔らかい。
 したがって、騙されたとして「キツネアザミ」という。
 確かにアザミ属ではなく、キツネアザミ属のグループに属する。

    
 ヘビイチゴに似ているけど、イチゴの実はできないという「オヘビイチゴ」。
 「雄」は、大きいの意味だそうだ。
 これも「キジムシロ」属の仲間で「ヘビイチゴ」属の仲間ではない。
 葉が5枚の小葉からなるのが特徴だ。
 ヘビイチゴは3枚の小葉だ。

 国道をちょっと道草しただけでも知らない世界が広がる。
 きょうは、サツマイモ「安納芋」の植え付けを完了する。
 
 

                    
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茶摘み終了、ブルーベリー草刈り終了

2015-05-13 19:44:22 | 農作業・野菜
 昨日からわが茶畑の収穫が始まり、きょう無事終了した。
 生葉全部で800kgを越えるのではないか、と言う。
 台風通過後できょうは風が強く、作業はやりにくそうだった。
山側はまだ刈り込まれていないので若葉が目立つ。

         
 刈込後の茶畑。
 今年は順調な生育のようだ。
 近所の茶畑もきょうが終了のようで、まもなくいつもの機械音の響きが止まる。

                  
 和宮様も昨日からずっとブルーベリーの草刈りを続けている。
 今まで草刈りが十分できなくてブルーベリーの生育も悪かったように思える。

                  
 和宮様も快心の笑顔で草刈り完了に満足していた。
 それほどに気にしていた場所だった。
 耕運機の導入で今まで手が届かなかった作業ができるようになったともいえる。

                     
 今年は昨年よりブルーベリーの花の数が多くなってきている。
 木によって個体差があり花があまりつかなかった木もあるが、夏の収穫期がおおいに楽しみになってきた。
 
 台風一過、突風がときおり吹きすさび、たびたび帽子が飛ばされる。
 この風があるから蒸し暑さから解放された作業ができたのかもしれない。
 毎日、空を見上げる日々。
 空は毎日違うから、面白い。
 空を見上げるから希望が近づいてきてくれる。 
 
 

       
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やっときのこ菌打ち終了

2015-05-12 20:38:29 | 農作業・野菜
 フツー、きのこの原木菌打ちは4月中でなければならない。
 いつもながら遅れに遅れ、きのうやっと「なめこ菌」を打ち終える。

                         
 なめこ菌は「加川菌」500個に「森菌」100個の計600個を打ち終える。
 3月頃から気にしていたので、ほっとする。
 和宮様が菌打ちをやっていただいたので、急遽はかどる。

           
 道草山の木陰にほだ木を寝かせるのが、なめこ生育のやり方だ。
 太めのほだ木だったので運搬では、重量が腰にしっかりとかかる。
 これくらいの運搬ができなくなるといよいよ後期高齢者となる、かな。

                  
 少し余った「しいたけ菌」も追加して、きのこの菌打ちが無事終了だ。
 しいたけ菌は、森菌800、加川菌500、計1300個となった。
 どちらの菌がうまいかも比較してみたいが、残念ながらマーキングしていなかった。

 台風がやってきた。
 今回は窓にベニヤを打ち付けていなかったが大丈夫だろうか。
 なにしろ100年は経過している古民家だからね。
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