山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

手づくり栗蒸し羊羹に天然マイタケ

2017-10-11 20:17:45 | 出会い・近隣

 先日、友人が手づくりで作った「栗蒸し羊羹」を当日すぐに持ってきてくれた。

  友人が作った栗蒸し羊羹を冷蔵庫に一日冷やしてからいただく。

 甘さ控えめの旨味が口中から心に沁みてくる。

 市販のものより栗の量が多く完成度も高い。

  うなぎパイで有名な春華堂の栗蒸し羊羹は、「死ぬまでに一度は食べるべき」と胸を張る商品だ。なにしろ、一日で1500本、56秒で1本も売れる名物となっているという。

 

         

 先月末には、きのこの師匠から天然白マイタケが届いた。

 オイラも以前はキノコ狩りに同行していたが、山梨の急峻な奥山でマイタケをねらう。

 場所によっては命がけの所もあるし、山道の足元にあるときさえあるが、基本的には森の道なき道を歩く。

 さすが師匠だけあって、マイタケの採れない年はないほどに確実にゲットしてくる。

 和宮様が手際よくマイタケを天ぷらにしたのをありがたくいただく。

 

 都会にいたときより、過疎にいる今のほうがいただきものが多い。

 地元だけでなく農的な暮しの有機的なつながりがさらに過疎の限界を突破してくれている。

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七輪はやっぱ、素晴らしい

2017-10-10 19:03:37 | 野外活動

  三連休に娘が来たのでいつものようにアウトドアを楽しむ。

 栗のイガや引っこ抜いたモロヘイヤ・雑草を焚き火で燃やしながら、うどんを茹でる。

 が、食べるものが多いので、これは夕飯にする。

 

               

 畑から収穫した「万願寺トウガラシ」を七輪で焼いて、醤油とかつおぶしをかけて食べる。

 シンプルだがこれが絶品。 外で食べたのもまた良かったね。

 

 さらには、肉厚の赤魚を娘がじっくり七輪で焼く。

 あまりに旨いのでその皮も焼いて全てを食べる。 

 

     

 先月きのこの師匠にいただいた天然マイタケを和宮様が炊込みご飯にしたのを主食とする。

 それにいただいた鮎を天ぷらにして手づかみでむさぼり食らう。

 また、畑から収穫した「空心菜」を味噌汁の具にする。

 

 秋空の下で畑から友人からいただいてきた食材を食べる喜びを共有する。

 家族で野外料理を堪能するのも今後そうしょっちゅうできることではない。

 

                            

 福島原発事故でお友達作戦としてやってきたアメリカの空母が汚染したのを知った。

 汚染した海水から水を濾過して飲んだ兵士の多くが体内に放射能を取り込んでしまった。

 甲板や飛行機を除染していた兵士はとくに被爆が深刻だった。

 その後、9人が死亡し、400人にのぼる被爆した元兵士が裁判を起こしているという。

 日本(9万人が被災でいまだ故郷にもどれない)にもアメリカにも原発の被害者がいまだ苦しんでいるのに、総選挙の争点にできないのがもどかしい。

 だからこそ、おんぼろ七輪で食材を焼いていきながら食卓を囲むという小さな平和を大切にしたいものだ。    

 

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オンリー静岡レストラン「さわやか」

2017-10-09 20:39:34 | 特産品・モノ

 娘のススメで静岡にしかないという外食チェーンレストラン「さわやか」を初体験。

 外観がパッとしなかったので今まで入店する気がしなかった。

 しかしながら、静岡だけのレストランにこだわるのが気になる。

 

 

 炭焼きで焼いたハンバークが有名だということで、ハンバークカレーを注文する。

 テーブルに置かれたランチョンマットには、会社としてのポリシーが書いてあった。

 もう少しソフトなデザインが欲しいところだが、その頑固さの貫徹が人気の秘密かもしれない。

 

                 

 店内の内部は山小屋風カントリーを感じるが、ポップな飾りがあるのはアンバランスに思えた。

 しかし、店内はほぼ満席に近い。店によっては長蛇の列が見られた。

 店内には肉を焼く香ばしい匂いが立ち込める場所があるのもたまらない。

 

    

 ハンバークはなかなか切れなかった。それほどに分厚いのがポリシーなのだろう。

 袋井市にある本社工場から直送された新鮮な肉だ。

 ハンバークの旨みもカレー香辛料の旨味も申し分がない味だ。

 行列ができる理由がわかった。多少アメニティにかける店内だが、味には自信があることが伝わってくる。

 確かにまた行きたくなる。

 

 

 

 

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オンリー静岡レストラン「さわやか」

2017-10-09 20:39:34 | 特産品・モノ

 娘のススメで静岡にしかないという外食チェーンレストラン「さわやか」を初体験。

 外観がパッとしなかったので今まで入店する気がしなかった。

 しかしながら、静岡だけのレストランにこだわるのが気になる。

 

 

 炭焼きで焼いたハンバークが有名だということで、ハンバークカレーを注文する。

 テーブルに置かれたランチョンマットには、会社としてのポリシーが書いてあった。

 もう少しソフトなデザインが欲しいところだが、その頑固さの貫徹が人気の秘密かもしれない。

 

                 

 店内の内部は山小屋風カントリーを感じるが、ポップな飾りがあるのはアンバランスに思えた。

 しかし、店内はほぼ満席に近い。店によっては長蛇の列が見られた。

 店内には肉を焼く香ばしい匂いが立ち込める場所があるのもたまらない。

 

    

 ハンバークはなかなか切れなかった。それほどに分厚いのがポリシーなのだろう。

 袋井市にある本社工場から直送された新鮮な肉だ。

 ハンバークの旨みもカレー香辛料の旨味も申し分がない味だ。

 行列ができる理由がわかった。多少アメニティにかける店内だが、味には自信があることが伝わってくる。確かにまた行きたくなる。

 

 

 

 

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森町の祭り屋台に出くわした!

2017-10-08 19:29:57 | できごと・事件

 掛川に向かう途中の森町で祭り屋台に出くわす。

 かなりの台数なので時間がかかりそうなので、車から降りて遠くの屋台をとらえる。

 

    

 森町のまつりはこの界隈では豪快で絢爛なことで有名だ。

 その屋台は「御所車型」という二輪車で走行するが、車輪が漆塗りの高貴なものもある。

 

            

 屋台の屋上には対の山車人形が乗っている。

 屋台の彫り物は富山県の有名な井波彫刻だそうだが、近くで見られないのが残念。

 森町には14台の屋台があるという。往年の地域の経済的底力が発揮されている。

 

 

 山車人形は歴史上の人物が登場するが、残念ながら権力者や卑近な有名人が多いのがいつも悲しい。

 ほんとうは百姓に貢献した人物を乗せるべきだとかねがね思う。

 

         

 橋を渡って神社へ向かっていたが坂になっていたので、若手が力を合わせてけん引している姿が素晴らしい。が、若手の担い手はどこも確保に苦労しているのは変りない。

 この人形は「一寸法師」らしいが、女性が誰かがわからない。 

 

 小京都と言われる森町の旺盛なエネルギーが山里にみなぎる。

 浜松市に吸収されないで独自路線を選択した森町のルーツがここにある気がする。

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栗ちゃんはそろそろ店じまい

2017-10-07 19:38:28 | 農作業・野菜

 今年の栗は大き目の栗が多かった。

 一つの大きなイガに栗が三つもあるものが最近は一個か二個になったぶん、一つあたりが大きくなった気もする。

  昨日あたりから、栗拾いも終わりに近づいた。

 

             

 さらに、イノシシが出没したものの食べるのが慎重だったせいで、収穫量もそこそこだった。老木3本だけだが1本は枯れてしまったので2本が現役。

 2本がその分頑張ったような気がしてならない。

 大量に出たイガを焚き火にする。

 

         

 この灰はまもなく畑に漉き込まれる。

 環境に優しい循環型の農作業をめざすオイラとしては焚き火は欠かせないが、最近は焚き火をやること自体が難しくなっている。

 和宮様は、栗の渋皮煮と栗ご飯の仕込みに日々余念がない。

 

                                                    ノーベル平和賞に核廃絶運動をしている国際NGO「I Can」が受賞した。

 日本人もかかわっているとはいえ、被爆国日本の団体が受賞できなかったことが逆に恥ずかしい。アメリカの核の傘にいる日本政府は一貫して消極的だった。

 しかも、核廃絶条約にかかわることを拒否・反対していた。

 今度の総選挙も争点にはされない。原発にも関係するが与野党の責任は大きいことは言うまでもない。戦後の旺盛な平和運動の遺産はいったいどこに行ってしまったのだろうか。

 

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いないいないばあっ!してるのはだあーれ!?

2017-10-06 20:41:49 | 生き物

 わが家の入口で真っ白い蛾が葉の裏に隠れていたのを発見。

 ひょっとするといつものアイツかな?と近づいてみる。

 

       

 やっぱり、4本の筋とツバメの尾翼みたいだという特徴のある「シロツバメエダシャク」(シャクガ科)だった。

 隣に幼虫が葉を食べるというイチイの樹があった。ということは、成虫になって間もないということかもしれない。

 

 

 とぼけた顔をしている小さな蛾が夜にやってきた。

 上下を反転してみると、左が赤塚不二夫のマンガに出てくる警官の顔、右がカエルのどっしりとした顔。

 見過ごしてしまう地味な蛾でなかなか名前がわからなかったが、「ツマオビアツバ」(ヤガ科)であることがわかった。幼虫は杉を食べるというから、この近辺には杉山だらけだからいっぱいいるはずだ。

 何気なくやってくる蛾にもそれなりの存在理由があるというのが面白い。

 偶然は必然であるというテーゼが生き抜いている。        

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ムシをムシするなって!?

2017-10-05 21:16:49 | 農作業・野菜

 チンゲン菜の種を撒いたものの防虫網をしなかったので、てきめん虫食い地獄をみてしまった。これから再生できるかどうかわからないが、お詫びの防虫網をしなくちゃね。

 

 大根の土寄せと間引きを行う。あわてて防虫網を施した。

 いつもだと芽が出ないことも少なくなかったが、ひと通り出てくれた。

 間引き菜は味噌汁にして夕飯にいただく。

 

               

 一時はしおれて元気がなかった「万願寺トウガラシ」が復活した。

 天気と追肥がマッチしたように思う。

 

 

  隣の師匠から「ハクサイ」の苗をいただいたので、さっそく空いていた畝に 定植する。虫食い対策ですぐに防虫網を施す。無農薬を貫徹するには防虫網は外せない。

 寒くなってきたので掘り炬燵を掃除して昼から利用する。いよいよ寒さ対策が必要だ。  寒くなると膝が痛くなるので、膝を中心に柔軟ワークをする。時間が急速に早くなる。

 そのぶん、加齢も急速になってきた気がする。あとがなくなってきたんだなあ。

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【偸安】(トウアン)という言葉

2017-10-04 18:56:35 | 意見・所感

大西巨人原作のマンガ『神聖喜劇』を読み始めた。

軍隊内の不条理をリアルに告発した大作だが、ときどき難しい言葉が出てくるなか、読めない・意味が分からない「偸安」という言葉があった。

 

           

 「偸」(トウ)とは、漢和辞典によれば盗むという意味がある。そこで、常用している旺文社の国語辞典で「偸安」という言葉を調べた。

 すると、「現在の無事に安心していて、将来を考えないこと」と書いてあった。  

 

 パソコンで言葉を調べたら「目先の安楽をむさぼること。一時しのぎをすること」と表記しているのが多い。

 内容的には、旺文社の表意が優れている気がした。

 二・二六事件の「決起趣意書」には、ときの軍部や政府の腐敗に対しての言葉として引用されていた。

 

 ひるがえって、この「偸安」という言葉は、現在の日本の現状を表す的確な言葉ではないかと思った。

 総選挙をめぐる日々の動向もそうだが、本質的に戦後の歩みは国民も権力もそうした選択をしてきたのではないかと思わざるをえない。

 人ごとではないが、「想像力」を作動せずに思考停止したため漂流する世論に判断をゆだねてきた結果のツケが今の混沌を招いているのではないだろうか。

 そんななかで「何からはじめるべきか」の課題が迫ってくる。

 

    

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茶花は邪魔ものか?

2017-10-03 22:03:43 | 農作業・野菜

 裏の畑の生け垣は茶樹にしているが3mくらいになり伸び放題になっている。

 そういえば、先日参加した「ラブファーマーカンファレンス」の出店者の中に、茶園放棄地の伸びきった茶樹を粉砕してお茶にしている素敵な川根の茶農家がいた。

 

       

 茶樹にはこんなにも花が咲くという風景は見ることがない。

 ふつう茶農家にとって、茶花ができることは畑の養分を消費するので摘み取られる運命にある。つまり、茶花が茶畑にあることはプロではないとみられてしまう。

 しかし、茶花はお茶にしたり、天ぷらにしたり、煮詰めてお茶漬けの具にしたりして、飲食ができるという。

 

                  

 いちばん簡単な飲み方は、乾燥した茶花に熱湯を注ぐやり方。

 茶花には抗酸化作用や血糖値上昇を抑える効果もあり、最近研究が進んでいるという。

 これはやってみるしかないね。

 

 

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