先日、友人が手づくりで作った「栗蒸し羊羹」を当日すぐに持ってきてくれた。
友人が作った栗蒸し羊羹を冷蔵庫に一日冷やしてからいただく。
甘さ控えめの旨味が口中から心に沁みてくる。
市販のものより栗の量が多く完成度も高い。
うなぎパイで有名な春華堂の栗蒸し羊羹は、「死ぬまでに一度は食べるべき」と胸を張る商品だ。なにしろ、一日で1500本、56秒で1本も売れる名物となっているという。
先月末には、きのこの師匠から天然白マイタケが届いた。
オイラも以前はキノコ狩りに同行していたが、山梨の急峻な奥山でマイタケをねらう。
場所によっては命がけの所もあるし、山道の足元にあるときさえあるが、基本的には森の道なき道を歩く。
さすが師匠だけあって、マイタケの採れない年はないほどに確実にゲットしてくる。
和宮様が手際よくマイタケを天ぷらにしたのをありがたくいただく。
都会にいたときより、過疎にいる今のほうがいただきものが多い。
地元だけでなく農的な暮しの有機的なつながりがさらに過疎の限界を突破してくれている。