田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

2007/09/09

2007-09-09 22:31:18 | ピンピンころりは田舎生活から
 田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
9月も中旬、まだまだ暑い日が続いています。

(庭の草取り、畑の鍬打ち)
7、8月は父と母の葬儀で、我が家の本宅の庭、草取りに手が回らず、草ぼうぼう。今週末、お客があるので、妻と気合を入れて、草取り。
農園に比べるとちまちました庭で、鍬で草を取るには小さすぎ、それでも無理に使うと、鍬の柄がこっちのコンクリートの犬走りにゴツン、あっちのブロック塀にゴツンで、なかなか仕事がはかどらない。
お昼を大分過ぎてから、やっと完了。
クタクタ。
夕方、今度は竹田農園に車を走らせ、畑の畝作り。
牛フンを撒き、三鍬で耕し、畝と畝の間の溝のよく肥えた土を掻きあげると、ホクホクして地力のありそうな畝出来上がり。
これに妻が大根、カブの種を播き、作業完了。
この方は、全く疲れない。
かえって元気に。
我が家では庭が狭いため、鍬が塀にぶつからないようにブレーキのかけっぱなしが、体と頭の疲れの元と思われる。
農園の方は、力任せに鍬を畑に打ち込んでの作業で、ブレーキなど不要、おまけにきれいになるだけでなく、2か月後の収穫が脳裏によぎり、取らぬ大根の皮算用でニンマリ。
これで畑の鍬打ちでは元気になると思われる。
種まきの終わった畝の前でパチリ。(冒頭の写真)

(江藤正翁の晩酌)
先週に続き、土建屋のI氏のイチヂク畑で、ザルにいっぱいのイチヂクを取り、畑からの帰り道にある元南海ホークスのエース江藤正氏のこじんまりした、一人暮らしの家に届ける。
ちょうど晩酌中だとのことで、いい気分でフラフラするとご機嫌。
部屋の中はさっぱり片付き、夜寝る前に、明日はどこを掃除しようか、食事は何を作ろうかと考えると生きる気力が湧いてくると以前話していたのを思い出す。
もともと本宅は大阪にマンションがあるのだが、古里のこの田舎暮らし。
大阪にいたらとっくの昔に死んでおるとこれも以前、江藤翁の話。
草取り・鍬打ちと同じで、窮屈な街の家で暮らすより小さくとも伸び伸びした山里の田舎家でくらすのが、体も心も元気になると思った次第。

 明日は釣と関門フィッシングに電話すると、他に予約の客が無く、ゴメン、お客一人では船は出ないとのこと。
トホホ。母の49日まで、あと3週間。コーラル丸、それまで乗せくれない。
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2007/06/07

2007-06-08 00:11:00 | ピンピンころりは田舎生活から
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
北九州市の若者の仕事サポートセンターで、仕事ひと段落でコーヒーを飲んでいると、釣り飲み仲間の小倉室町のラーメン・チャンポン屋の大将のI氏から電話。
刺身のいいのが手に入ったからおいでのお誘い。I氏のお誘いには必ず乗る主義でいそいそと、室町に。
(写真はI氏の店の前で。この笑顔が健康の元。)

(良い飲み友達)
店に着くと、狭い店内はお客が6分方埋まり、I氏、チャンポン・ギョーザをテキパキ調理。
合間に私のテーブルに来てくれ、世間話。
2日前、奥様と大阪に所用で行き、鶴橋(朝鮮の方が多い町。小倉の旦過市場の10倍の大きさとか)で、ブラブラ、小倉に帰る段になって、在来線で帰ろうかと、快速に飛び乗り、車窓の瀬戸の風景を広島まで堪能したとのこと。
手に取るように楽しいローカル線の旅を聞きながら、缶ビール3、エビスビール1が空に。
ビール旨い。
店の近くに裁判所があり、弁護士か司法書士仲間がから揚げを食べながら乾杯。
またすぐ近くに、日雇い専門、ひと部屋2畳のアパートがあり、日雇い仕事の終わったおいちゃんが300円のラーメンを頬張る。
I氏、どちらの客にもニコニコして、給仕。
その光景が、さわやかで富士の清冽な冬景色か、高知の桂浜の大波を見て、感激というのと同じ、満足・安心感。
千鳥足で岐路に。
勘定は受取ってくれない。

(耳タコの血糖値)
友人の栄養学のドクターから頂いた、携帯式の血糖値測定装置。
今朝、朝食前に計ると106と境界型糖尿病の値でやれやれ。
千鳥足で帰宅して、愉快な仲間と飲むと血糖値下がるの経験知を確認したく、酩酊しながら計るとなんと、73と超健全値。
血糖値を下げるには、薬ではない、食事だけではない、お互い信頼を置ける飲み友達・釣り友だちと外で酒杯を傾けるのが一番。
化学反応の触媒に似ている。
食事は腹八分、野菜たっぷり、イワシ・アジ・鯖といった青魚。
この食事、意味はあるが、これだけではダメ。
お互い信頼できる友と飲み・しゃべくることで、健康食事の効果も10倍ということ。
これなら酒まったく問題なしらしい。

(客のいつも多い店)
小倉の東で一番客の多い飲食店は釣友達のS氏が大将のオデン屋、西はI氏のラーメン・チャンポン屋。
S氏、I氏お二人の人柄が店の隅々に漂い、もともと旨い料理・酒がなおさら美味しい。
この二つの店で飲み食いすることで、血糖値が正常値になり、命長らえるため、本能的にお客が集まるものと確信した次第。

(田舎生活の必需品)
楽しく・健康な田舎生活には、こうした飲み仲間は必要不可欠。
これが無いと唯のぼろ屋暮らし。
今度の日曜、久しぶりに関門フィッシングで大物狙いの釣り。
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2007/06/04

2007-06-04 23:22:24 | ピンピンころりは田舎生活から
 田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
なかなか梅雨にはいらず、釣り・畑にはありがたいこのごろ、昨日は釣、今日は畑と良い汗を流してきました。

(初夏のキスはすばやい)
コーラル丸に、高校数学教師を定年退職したばかりのM先生と、薩摩隼人の0氏(68歳)と同行。
M先生には、私の短く硬めの竿、0氏には柔らかい長めの竿を貸してあげる。
私は0氏と同じタイプの竿。
春先は、長めで柔らかい竿がよくキスを釣り上げたのだが、今日はM先生の独壇場。
私が一匹釣る間にM先生は四匹。
腕の差にしては差がありすぎる、道具のせいに違いないと心中穏やかでない。
納竿一時間前に、竿を短くするには、竿の端でなく、50センチほど端から離れた所に手を添えて合わせたら、その分、実質的に竿が短くなり、合わせのタイミングが
合うのではと、ふと思い付く。
やってみるとドンピシャリ。
M先生と同じペースで25センチ前後の大形のキス。
竿が短くなると、合わせに腕力がいらないので、その分、早く合わせができる。
初夏になり、キスの釣り餌の青けぶを奪い取るスピードが飛躍的にアップしているためと思われる。
野球で、速球投手に対し、バットを短く持つのと同じ原理。
O氏に今日のM先生がよく釣れたのは、竿のせいだと言うも、笑うだけ。

(ジョー・デイマジオと大岡虎雄)
今日は、竹田農園で、サツマイモの植え付け、昨日のキスを塩焼きでバーベキュー。
定年で暇になったM先生も自宅から自転車に乗って、農園に。
妻と妻の友達のY夫人も加わり、農園の隣の家に住む江藤正翁(85歳、南海ホークスの元エース)とコンガリ焼いたキスを頬張り、ビール。
木漏れ日が心地よい(冒頭の写真)。
まるでハイキング。
話がはずみ、八幡製鉄で鳴らした強打者の大岡虎雄氏が話題に。
対戦したのかと聞くと「10歳年上だったが、対戦したことがある。
昭和25年大リーガーを引退したばかりのジョー・ディマジオが日本にやってきて(マリリンモンローと結婚して新婚旅行で来日は昭和29年でその前)大阪で日本の
選手にフリーバッティングを披露してくれた。
その時、最初投げた投手の球が軽く、打球がスライスしてしまう。
それで江藤翁に投げるようにと指示があり、投げた。
打席に立ったデーマジオは構えが自然体で、とても投げやすかった。
どこに投げても打たれると思った。
外角はピッチャー正面に打球が来そうで危ないと思い、インコースばかり投げたが、大半、スタンド入り。
大岡虎雄選手は、このときの、デーマジオによく似ている選手と思う。
どこに投げても打たれると思った。
怖いと思うとピッチャとしては負けで、そうは思わなかったが嫌なバッターだと思っていた。
川上哲治選手など強打者と比べても大岡虎雄氏は図抜けていた。」
 話しに聞き惚れているうちに、日は傾き始め、植えつけたサツマイモの苗に水やりして、解散。

(話しながら飲み食いすると)
別れ際に江藤翁、こうして話しながら食べると、食事が旨いと。
気の合った仲間と、釣りをした昨日は血糖値82、ビールにバーベキューで満腹の今日は血糖値84と、毎年の定期健康診断ではついぞ見られない良い値。
気の合った仲間と、外で飲み食いするだけでおいしさも増し、健康にもなる。
田舎生活万歳。
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