田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

河内藤園に藤見物(2017/5/2)

2017-05-02 16:51:22 | Weblog
閑そうにしていたら、妻が、河内の藤園は一度行ったことがあるが、素晴らしい、行かないかと。
数年前から評判が立ち、藤の咲く5月の連休時見物の人が増えて、駐車場が満車で4時間待ちのこともあったとか。
 今は、JTBと提携して、2時間ごとの前売り券をコンビニで購入すことが見物の条件になり、見学料も1500円とこの時期だけ高く設定したとのこと。
 話のタネに行ってみようと、昨日、セブンイレブンで前売り券を買い、今日の昼過ぎ、妻の車で、河内貯水池近くの藤園にドライブ。
 竹の子で有名な合馬の山里を超えて、河内に着き、藤園に。
 駐車場も広大、整理の係の人も道道に案内してくれ、スムースに入り口まで。
 驚いた、人人人。
 台湾からか中国からか、海外からの旅行者が1/3いる感じ。
 皆さんマナーがいい。
 花の蜜の匂いがあたりに立ち込め、よく手入れされた藤のトンネル、ドーム、天井で、圧倒されました。





 4時間待ちでも花見物に人が押しかけた理由が分かりました。

 敷地に水やりしていた人と、雑談。
個人が始めたと聞いたが、その方はまだお元気なのかと聞くと、「もう亡くなった、今は3代目の時代。50年ほど前、このあたりの山、薪を取って販売していて、切りつくして、そのあと、このように藤の木を植えて行った。樹齢120年の藤の木もある。樹齢60年といった藤の木を移植。」
 「大変なのは、花が終わった後、実が付くのでそれを摘んで除くこと。首がいたくなる。これをしないと、来年花が咲かない。時々、花に来る虫を食べにカエルが集まり、それを食べにシマヘビが来て、藤の房に似ているので、つまんで驚くことも。朝5時から、草刈り。刈っても刈っても終わらない。除草剤や殺虫剤は使わない。」
 場内整理や藤園を管理する人がたくさんおられるが、地元の農家で共同でやっているのかと、聞くと、「個人。私は創業者の遠い親戚。」
 この藤園を始めた人、このように世間の評判になると思っていなかったと思うが、ここまで育てた執念が素晴らしい。


 夏の8/13日の関門の花火大会とこの5月上旬の藤園、北九州の毎年人を楽しませてくれる風物の、2横綱と思った次第。

 また、来年見物に来たいもの。
 
コメント
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