田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

イノシシ、夜盗虫とうまく付き合うには(2017/5/22)

2017-05-23 12:05:41 | Weblog
土曜、日曜の壱岐旅行で存分に飲みかつ遊んで、昨日の月曜日、やや飲みづかれて、だれ気味の体を鞭打って、竹田農園に妻と出かけました。
 だれているので、昼食は、バーベキューでなく、コンビニのサンドイッチとお握り。

 農園に着くと、ナスの畝がおかしい。
ナスの根元に敷き詰めていた、枯草が、丁寧に脇に寄せられている。(冒頭)
5本あった茄子の苗のうち一本は倒されているが、残りの4本は、丁寧にそのまま。
これは、多分イノシシ。
 イノシシには、5年前まで、サツマイモ、里芋がいつも餌食でほぼ全滅。
幸い、妻の発案で、DIYから、3万円ほどで鉄のメッシュとトタンで畑を厳重に囲むと以来、イノシシの被害なし。
 イノシシにやられたサツマイモを見ると、上部の葉は、そのままきれいに残し、下のサツマイモだけ、丁寧にしかもすべて平らげていました。
 腹は立つが、必要な部分だけ荒らして後は、意識的にかあたらないイノシシのマナーに感心も。
 これがタヌキだと群れで来て情け容赦なく、ブルドーザーでかき回したように、すべてを破壊。
 今日のナスの畝、そんなことから、イノシシが枯草の下にミミズがいないか、チェックしたものと推測。
 枯草を元に戻し、ナスは、大した被害なしというところ。
 ナスの苗は、一本買い足す予定。

 孫どもがお盆に来るので、彼らが食べれるように、種まき後80日でトーモロコシ食べごろというのに、あわせて、そろそろ、トーモロコシの種まき準備。
 予定の畝に積み上げていた刈り草を、綺麗に芽が出た、ヤーコンの畝に敷き詰める。

ヤーコンは丈夫で、8月の日照りに水やりさえすれば、根元の枯草でいい土になるのか、いい芋が来年1月取れるはず。

 昼食後も作業していると、妻が、トーチャン、ニンジンの芽が、夜盗虫に切り倒されていると。
 確かに、綺麗に発芽していて、みずみずしい芽が10センチ程に育っていたニンジン、2/3が無くなっている。
 妻が、丁寧に、ニンジンの周りの土を、木の小枝で浅く掘ると、出るわ出るわ、大小のヨトウムシ。


 こやつが、夜盗虫に食べごろの大きさの人参の若い葉を倒したものと推測。
 妻が大半退治したので、被害は、これ以上は広がらないと、お祈りするばかり。
 昨年はこうした被害が無かったのにと、頭をひねって出た結論は、今年は、春まきニンジンの種まき時期が、例年の3月10日頃から、20日遅い、3/28だったこと
 どうも、夜盗虫、5月中旬から下旬が一番勢力が強い。
 3/10に種まきすると、夜盗虫が勢力最盛期、ニンジンは十分育って、食われても、大きくなった葉の一部で、枯れてしまうことは無い。
 夜盗虫対策、ニンジンは3/10前後に種まきせよ。
 これは、健康豆のなた豆にも言えることで、数年間、5月上旬に播いた種の90%近くがヨトウムシに切り倒されていたのを、種まきを5月末にすると、被害激減。
 6月になると雨が多く、多分、カエルやムカデやトカゲが畑にも大挙押し寄せて、夜盗虫を食ってれるから?と思っているが、因果関係不明。

 農薬を使わない分、種まきの時期で、被害を免れる知恵が大事と思ったことでした。

 その他の作物、グリーンピース最盛期、キューリも初物。

キューリの形はひどいが、地面に転がっていてこうなったもので、今後は立派なキューリ確信。

 ジャガイモ昨年のような、疫病にならず、スクスク。

 畝に敷いた、刈り草の効果(枯草菌が病原菌を抑える)もあったろうが、周りの農家の畑も順調で、しばらく雨が少ないという気象条件が一番大きいかも。


 日照り気味だったが、明日の23日は雨が降るという天気予報で、やれやれ。
コメント
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