田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

ヤーコンの日本への導入は茨城県阿見町から(2017/12/14)

2017-12-14 11:10:38 | ルーツはここに?
 昨日なんでも鑑定団をテレビで見ていると、茨城県阿見町という、霞ケ浦に面した町での収録。
 阿見町の紹介で、冒頭に特産品は、ヤーコン、このヤーコンは阿見町にある茨城大学農学部の先生(月橋輝男教授)が、1980年代に、原産地の南米ペルーから取寄せ、試験栽培したのが初めで、いまでは阿見町の特産品になっているとのこと。

 竹田農園のヤーコンは、埼玉にお住いのIZ氏ご夫妻が、段ボール一杯の、八頭(里芋の高級種)とヤーコンの株を10年程前送ってくれたもの。
 IZ氏の奥さんの実家が埼玉の農家で、時々実家の手伝いで、八頭、ヤーコン竹田農園でも作ってみたらと送ってれたもの。
 空いた畝に、植えてみると、八頭は、九州北部では気温が高すぎるのか、うまくできずあきらめ。
 ヤーコンは、気候があったのか、スクスク育ち、冬ヤーコンを収穫した後の株を土の中に埋めて保存し、春先に株を掘り出して畝に植えると、これもスクスク育ち、今では、農園の畑の1/3はヤーコン。
 オリゴ糖を豊富に含むそうで、食べてもホノ甘く、生だと梨とそん色なく、テンプラ、キンピラでも美味しい。
 大腸のビフィズス菌がオリゴ糖を食べて増殖し、腸内が健康になり、お通じも良くなり、風邪も引きにくくなる。
 大腸は、免疫細胞の1/2を作っているそうで、ヤーコンを食べると免疫細胞が増えて、風邪をひきにくくなると思われる。
 私はこの5年間、風邪で病院にいってなかったが、ついにこの夏、孫・こども11名大挙帰省してくれ、過労か風邪ひき。
 それでも風邪の程度は軽く、この冬の冷え込みにも風邪ひかない。
 何人かにヤーコンの株差し上げて、畑で作っている方もいるが、そのお一人も、同様、風邪をひきにくくなったとのこと。

 私を含む団塊の世代、10年後には、全員75歳以上になり、介護費用も現在10兆円が2030年には20兆円になると、心配されている。
 団塊の世代は、どうせ今は暇を持て余していて、体力は結構あるのだから、空き地を確保して、ヤーコンを栽培すると、介護費用もここまで増えないと思う。
 葉がしこり、必要面積は通常の倍、3月末植え付け収穫は葉が完全に枯れた翌年の1月で時間もかかり、専業農家ではなかなか採算が合わないと思うが、暇な団塊の世代なら、栽培は容易。

 ペルーから30年前にヤーコンを日本に取り込んだ茨城大学の先生、江戸時代、サツマイモを日本全国に広めて飢饉の時に餓死者を減らした青木昆陽のような、平成の青木昆陽かもしれない。
 私にヤーコンの株を送ってくれた、IZ氏は埼玉で、初めてヤーコンが栽培された茨城県と隣の県で、多分ご両親か近所の農家の方が株を取り寄せ、栽培したのだと思う。(冒頭はこの春遊びに行った埼玉のIZ氏宅の畑のヤーコンの畝)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする