石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

閑話休題

2006年01月12日 | Weblog
今日、これまでのHPの表紙を大幅に替えた。それは手抜きに近いものである。じつはこの頃、自分の石仏情報発信としてのHPに悩みをずう~と抱えている。
それは、私にとっての石仏巡りは、純粋に「趣味」から来ているのが要因である。パチンコ好きな人が、暇とお金さえあればパチンコ店通いを続けるように、私は週に一度、石仏巡りに行くのであって、そこにはなんの区別がないと思っている。パチンコが好きなら、どうやったら沢山コインや玉が出るかに没頭するよう、私は出会った石仏が何なのかを興味だけで知りたく巡っているだけなのである。
そして帰ってきては、それらのその日に出会った素敵な石仏などをHPに掲載したり、数が貯まれば纏めたりしてア・ソ・ン・デ・いる感覚なのである。
そんな私のHPへアクセスしてくれる方が増えるに従って、私の悩みが深まって行く。掲載する画像・内容などに対しては、別に判断基準はなく、まず一般的に見てくれの良い物、そして珍しい物などをその日の気分によって選び、そのコメントも深く勉強もせずに記している。しかし、一般に見る人にとっては、それらの情報がそのままストレートに受け止められているのにこの頃気づいたのである。
改めて、自分のホームページのコンセプト、それが全くないことに気づいたのである。そして石仏に興味があって、この私のHPを覗く方々の多くは、真剣になって石仏と接している方が圧倒的であることを。この、ギャップの大きさに悩んでいる。
本当に、これには困った!。もう一度、自分のHPのコンセプトを持とうと考えてみたが、その答が出てこないのである。それも、しごく当然。私自身が石仏の研究家でもなければ、石仏=命としている訳でもなく、唯の趣味人の石仏巡りだからである。そんな、どのようなHPが良いのか答が出ぬうちに、また石仏巡りに出かけて多くの碑塔を写真に撮ってきてしまった。考えてばかりいても仕方がないので、とりあえず以前のように漫然と今回も掲載してしまった。悩みつつ……。

そんな私の所へ、残った年賀状一通で、東北の方から昭和庚申塔の明細を送ってくれというハガキが舞い込む。全く、虫の良い話しである。自分で欲しい資料があれば、その使用目的も明記せず、ましてや返信用切手も送らずに何ページにも渡る資料を、ハガキ一通で無心する態度にあきれ果ててしまう。挙げ句の果てに、「日本の石仏」最新号に、こうした資料を求めていることを載せている、という有様。石仏を趣味としている者は、「日本石仏協会」に無条件で所属していなければならぬ筈という、思い上がりにも降参である。

もし貴方なら、一度もあったことのない人から、突然来た要求に素直に応えられますか。私は、ダメなんです。了見の狭さかも知れませんが、こういう無礼な輩に応えることが出来ないのです。こんな人達がいるから、私はかつて所属した石仏協会を退会したことが、この人には信じられないのだろうと思います。また、こうして資料を送らなければ、「瀧澤という人はハガキでお願いしたのに送ってくれない失礼なヤツだ」、ということになるのだろうと想像できるが、やはりここは意地でも送らないことにしよう。

今年もやはり、昨年以上に目立たぬようひとり静に石仏巡りをしようと思いつつ、その報告をHPに掲載していたのでは、結果的にそうならぬか、と、また悩みが始まった。そしてこう書くと、またつまらぬコメントが返ってくる羽目になる。