今日、水野英世氏著の「あちこち 石仏巡りの記4」が、恵贈されてくる。
題名に「4」とあるように、同名の書籍としては第4冊目である。内容は、文字通り日本全国(沖縄を覗く)の石像を巡り歩いて記したものである。昨年10月に、同書の「3」が発行されたばかりだから、半年の間に二冊も発行したことになり、その情熱にはただただ尊敬するばかりである。しかもその内容たるや、B5版サイズで平均190頁もの厚さで、その半分はモノクロ写真が付いているという、石仏図書にとっては何とも嬉しいビジュアル性もある。加えて、その初めての土地を迷いながら訪ねた著者ならではの、手書きの所在地図も付いていて、そこに掲載された石像を訪ねたくなった人には心優しい気配りにも溢れている。
今回の「あちこち 石仏巡りの記?」には、山形県庄内地方・福島県川俣からいわき・埼玉県高崎線沿い・東京都西部・神奈川県茅ヶ崎・長野県木曽路・富山県東部・和歌山県熊野道・大阪府北部・兵庫県加西から加古川・徳島県点描・鹿児島県川内市を訪れたものが掲載されている。
それにしても、日本46都道府県の石像を、しかも自家用車を使用せずに現地へ着いたら只ひたすらに歩いて巡り歩く。これはもう、立派な聖地巡拝、水野氏の自分の心の巡礼であろうと思う。それにしても良くもまあ、その訪れる土地それぞれの見応えある碑塔を、旅立つ前に見事に抽出し調べた物だと感心せずにはいられない。
極端な話し、日本全国の素晴らしい石像を見たいなら、この水野氏の4冊を手元に置いておけば良いほどの内容である。
時々、「日本全国には、どんな石仏があるのですか?」と、問われることがあるが、これからはこの本を紹介し、あるいは見せれば良いような気がしている。そしてこの本は、石仏図書というとどうしても資料的編集になってしまうが、画像を多用した石仏初心者にとって最も嬉しい内容となっていることを付け加えておきましょう。
いずれにしても、日本全国の代表する石像が纏められているのでご紹介しました。発行部数も、頒価も記されていない全くの私家本につき、はたして面識のない方にまで分けて頂けるのかは判らぬが、興味のある方は著者へ直接お問い合せ下さい。
<無断掲載です>
著者/水野英世
住所/192-0907 東京都八王子市長沼町768-2
※必ず返信用切手を同封の上、手紙でお問い合せ下さい。
題名に「4」とあるように、同名の書籍としては第4冊目である。内容は、文字通り日本全国(沖縄を覗く)の石像を巡り歩いて記したものである。昨年10月に、同書の「3」が発行されたばかりだから、半年の間に二冊も発行したことになり、その情熱にはただただ尊敬するばかりである。しかもその内容たるや、B5版サイズで平均190頁もの厚さで、その半分はモノクロ写真が付いているという、石仏図書にとっては何とも嬉しいビジュアル性もある。加えて、その初めての土地を迷いながら訪ねた著者ならではの、手書きの所在地図も付いていて、そこに掲載された石像を訪ねたくなった人には心優しい気配りにも溢れている。
今回の「あちこち 石仏巡りの記?」には、山形県庄内地方・福島県川俣からいわき・埼玉県高崎線沿い・東京都西部・神奈川県茅ヶ崎・長野県木曽路・富山県東部・和歌山県熊野道・大阪府北部・兵庫県加西から加古川・徳島県点描・鹿児島県川内市を訪れたものが掲載されている。
それにしても、日本46都道府県の石像を、しかも自家用車を使用せずに現地へ着いたら只ひたすらに歩いて巡り歩く。これはもう、立派な聖地巡拝、水野氏の自分の心の巡礼であろうと思う。それにしても良くもまあ、その訪れる土地それぞれの見応えある碑塔を、旅立つ前に見事に抽出し調べた物だと感心せずにはいられない。
極端な話し、日本全国の素晴らしい石像を見たいなら、この水野氏の4冊を手元に置いておけば良いほどの内容である。
時々、「日本全国には、どんな石仏があるのですか?」と、問われることがあるが、これからはこの本を紹介し、あるいは見せれば良いような気がしている。そしてこの本は、石仏図書というとどうしても資料的編集になってしまうが、画像を多用した石仏初心者にとって最も嬉しい内容となっていることを付け加えておきましょう。
いずれにしても、日本全国の代表する石像が纏められているのでご紹介しました。発行部数も、頒価も記されていない全くの私家本につき、はたして面識のない方にまで分けて頂けるのかは判らぬが、興味のある方は著者へ直接お問い合せ下さい。
<無断掲載です>
著者/水野英世
住所/192-0907 東京都八王子市長沼町768-2
※必ず返信用切手を同封の上、手紙でお問い合せ下さい。