石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

4月15日の石仏巡り記

2006年04月16日 | Weblog
昨日15日の石仏巡りも、相変わらず足利市西部地区へはいりました。天気予報以上に快晴となり、新緑と桜の花のコントラストが綺麗な中での石仏巡りで、本当に気持ちの良い一日を午後4時半まで現地で過ごしてしまいました。
しかし、大前町二丁目の「庚申様」碑塔群中の1基に悩まされ、そこで多くの時間を費やしてしまい、お昼にしたのは午後も1時半になってからの有様で体力的に疲労困憊の一日でした。その1基、最終的には寛文元年の紀年銘を確認しながらも「庚申塔」と決めつけるだけの決定打が見いだされずに終わっただけに、余計疲れたのかも知れません。悔しいので、来週22日に来る「多摩石仏の会」の皆様にコースを変更して見ていただこうと思っています。(何しろ、コースの設定は私の特権ですから…)
ここの所の私の石仏巡り、どうも佐野市の高橋氏のまじめな姿勢に感化されたのか、いつもの私らしからぬ行動力で、昨日も今年最大の67基もの調査をしてしまいました。もう少し、私本来の「遊び」を取り入れなくてはならないと思いつつも、ついつい張り切ってしまっています。それだけに、来週は石仏巡りの案内だけですので、今度はのんびり出来るかなと思っています。
そんな、石仏調査に夢中になるとどうしても写真撮影がおろそかになってしまって、今回は逆光の石仏位置が多かったこともあって、調べた碑塔の数の割合には写真が少なく、家に帰ってきてからガッカリしています。そこで来週は、石仏案内の傍らで、写真撮影に重点を置こうと思っています。
何れにしましても、今度の土曜日は「雨」になってくれぬ事を祈るばかりです。そしてそろそろ、多摩石仏の会様との石仏巡りレジュメ作りに入ろうと思っています。昨年と違って、今回は日帰りのためにお見せする碑塔の数も少ないので、その分レジュメ作りも簡単に出来そうですが、最新の「足利市江戸前期までの庚申塔」実見報告書を作成してお渡ししたいと思っています。この報告書だけは、必ず皆様に喜ばれることと自負しています。

それにしましても、まもなく五月の連休がやってきますネ。まだ、予定は立てていないのですが、連休中は少なくも3日間は石仏巡りに当てたいと思っています。その予定の一つとして、足利市小俣町の養源寺さんの庚申塔拓本取り、そして足尾町の庚申塔調査です。それともう一つ、那須の地の馬頭観音様巡りは、連休明けの天候の良い日に行きたいと思っています。
以上、今日の日曜日は天候も悪いことがあって何となく何もせず部屋でゴロゴロして遊んでしまいました。そうそう、先ほど散歩へ1時間ばかり出かけたのですが、ツバメが沢山飛んでいました。また、我が家の前の雑木林では特別にうるさくウグイスが鳴き競っていました。また、田圃ではヒバリが天高く昇ってさえずっていました。やはり、春なのですね!。
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