今回の猛暑の中の足利市域放浪にて、思いもかけず「野見宿彌命」(のみすくねのみこと)の石仏に出会いました。滅多に出会えない石仏と、偶然とは言え目にすると嬉しくなるものですね。なにしろ、これまでに栃木県で見たのは合併前(今は栃木市)の都賀町で見た、同じ名前の「野見宿彌命」明治33年庚子11月とある自然石のみで、これが二例目だからです。但し、今回のには惜しむらく紀年銘がない。それでも建立年代を推定するには、都賀町と同じ明治期と思われる。高さは114センチと少し小ぶりだが‥。何の信仰塔かは、PCを検索して各自で調べてください。