一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

大平山 ……秋の里山は純文学の香りがする……

2009年11月05日 | その他・佐賀県の山
山は、文学に似ている。 そう誰かが言っていた。 私もそう思う。 くじゅうや阿蘇などの誰でも知っていている山は大衆文学。 それに対し、有名ではない低山は純文学と言えるかもしれない。 純文学は、今ではあまり読まれることは少なくなった。 読者に魅力がいまひとつ伝わらないからだ。 だが、純文学は、深く文学に関わっていると、その魅力が次第にわかってくる。 じわじわと浸透するようにわかってくる。 大衆文学より . . . 本文を読む