このところ天山にばかり通い詰めていたので、
久しぶりに八幡岳に行ってみることにした。
いつものように、大平展望所に立ち寄り、
“蕨野の棚田”を眺める。
稲穂が黄色くなってきた。
池高原のいつもの場所からパチリ。
雨の日が少なく、池の水位が低い。
今回は、“私の山歩道”を歩こうと思っているのだが、
一応、山頂は踏んでおこうと思い、八幡岳山頂へ。
展望はイマイチ。
遠くは霞んでいる。
展望所の方にも立ち寄る。
船山(女山)の彼方に天山が霞んで見える。
さあ、“私の山歩道”へ。
ゴンズイや、
栗の木を見ながら歩いて行く。
アキカラマツ、
オミナエシ、
ヤブツルアズキ、
ツルボなどを見ながら、
ヤナギアザミの咲く場所へ。
【ヤナギアザミ】
やや乾いた山地草原に生える多年草。根は太く、茎は直立して高さ1mに達する。葉は細く線形で、長さ6~20cm、幅5~10mm、縁はあまり切れ込まない。頭花は少数で、ふつう枝の先に単生し、上向きに咲く。筒状花で舌状花がなく紅紫色。総苞は鱗状の総苞片に取り巻かれていて、全体は鐘形。花期は9~10月。
九州では、
佐賀「準絶滅危惧種」(佐賀県レッドリスト2020 植物編)
熊本「絶滅危惧ⅠB類 (EN)」(レッドデータブックくまもと2019)
宮崎「絶滅危惧Ⅱ類 (VU-r,g)」(2015年度改訂版レッドリスト)
鹿児島「絶滅危惧Ⅱ類」(平成26年改訂レッドリスト)
と、絶滅が危惧されている。
ヤブミョウガがまだ咲いている。
モミジガサの花も咲いている。
可愛い。
ヒナノウスツボはもうほとんどが実になっていたが、
わずかに残っていた花をパチリ。
また来年もここに咲いておくれ。
キバナアキギリの花を発見。
今年は秋の花の開花が遅れ気味だったので嬉しい。
こちらはたくさん咲いている。
いいね~
そして、今日は、この花も見ることができた。
もう終わっていると思っていたが、
まだ咲いて待っていてくれた。
こちらの白花の方は、
朽ちる一歩手前。
来年はもっと早く見に来ることにしよう。
八幡岳も天山に負けず劣らず花の多い山だ。
八幡岳にも足繫く通うことにしよう。
今日も「一日の王」になれました~