一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

井原山 ……雪山だったけど、ホソバナコバイモが咲き始めていたよ……

2015年02月21日 | 背振山系
一昨年(2013年)は、井原山で、3月3日にホソバナコバイモを見た。
昨年(2014年)は、2月23日にホソバナコバイモを見た。
果たして、今年(2015年)は……

最近、暖かい日が続いている。
市街地には、まったく雪は見られない。
山を見ても、白いものは見られない。
そろそろ、井原山に行ってみようか……

本来、土曜日は仕事をしていることが多いのだが、
今日(2月21日)は、珍しく、休みが取れた。
天気は「曇り」で、
夕方から「雨」の予報。
(実際は午後1時頃から雨が降ってきた)
朝7時に車で家を出る。
今日は、新村ルートから登る予定。

いつも車を駐める場所より少し下に、
広い場所があるので、
今日は、ここに駐めることにする。
(いつもの場所は迷惑をかけているかも……と思うから)


8:01
出発。

いつもはここから登って行く。


下界には雪はまったく無かったのに……ビックリ。


新村ルートは、荒れている上に、
雪が積もっていると、尚のこと歩きにくい。




荒れている場所を過ぎると、
美しい道となる。




もうすぐ、三瀬峠からのルートにぶつかる。


三瀬峠からのルートを横切り、水無渓谷へと下って行く。


滑りやすいので、ゆっくり下って行く。


この沢沿いの道は、雰囲気がイイ。


山にいることを実感する。


水無ルートに出合い、
井原山の方へ登って行く。


水無渓谷も美しい。


陽当たりの良い場所は雪が少なく、
オオキツネノカミソリの葉も育っている。


ここから右折。
アンの滝の方へ向かう。


少し登った所に、眺めの良い場所がある。


アンの滝分岐を通過。
井原山山頂方面へ直進。


雰囲気の好い尾根道を登って行く。




瑞梅寺からのルートに出合い、
このルートを登って行く。


日本庭園のような場所や、


美しい林の中を歩いて行く。


雷山~井原山の縦走路に出合い、
左折し、井原山山頂へ。


井原山山頂に到着。


山頂には誰もいなかった。


眺めもまずまずだったので、




ここでランチしようと思ったのだが、
とにかく風が強く、
早々に下山することにした。


水無分岐を通過。


三瀬峠の方へ軽快に下って行く。


雪はかなり深かった。


こんな感じ。


補助基準点を通過。


美しい尾根道を歩くのは楽しい。




ここから右折。


滑りやすい箇所が多いので、注意しながら下って行く。




椿の花が雪の上に落ちていた。
まるで、雪を割って咲いているかのように見えた。


私の往路の足跡がまだ残っていた。


11:55
車を駐めた場所へ戻ってくる。
約4時間の山歩きであった。


で、ホソバナコバイモはどうだったかというと、
雪の無い陽当たりの良い場所で探していると……
「あった~」
保護色になっているので見つけにくいと思うが、
見えますか~
ちょうど、真ん中あたりを、よ~く見て!


ねっ、あったでしょう~


こちらは保護色になっていないので、
すぐ見つかるよね。


カワイイ~


こちらは、上を向いているね~
奥にもホソバナコバイモが見える。


横から見ると、こんな感じ。


いいね~
脊振山系にもスプリング・エフェメラル(春の妖精)が舞い降りてきて、
ワクワクの春がいよいよ始まった。
今日も「一日の王」になれました~

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