一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

作礼山・897ピーク ……すぐ近くの山で、絶景の紅葉を楽しむ……

2017年11月15日 | 作礼山


今日は、午前中に用事があったので、遠出はできず、
できれば近くの山で紅葉を楽しみたいと思った。
近くの山で紅葉が美しいのは作礼山。
登山口は9合目にもあるので、短時間で登ることができる。

用事を済ませ、急いで作礼山へ。
“環境芸術の森”にも寄ろうかと思ったが、駐車場は満車。
観光バスまで来ている。
すごい人出だ。
よって“環境芸術の森”はスルーし、作礼山へ向かう。
“平之神社”の前を通ったら、境内の木々が紅葉しているのが目に入った。
で、“平之神社”に立ち寄ることにした。
こちらは無料だし、誰もいない。(笑)


いや~、美しい~


黄葉と紅葉の二段重ね。


ちょうど陽が差してきて、色鮮やかに輝く。


“平之神社”の大イチョウは、とても有名。


ほどよく色づいている。


周囲のモミジも、得も言われぬ美しさ。


しかも独り占め。


いいね~


“平之神社”から作礼山9合目駐車場へ移動し、
登山靴に履き替えて、軽くストレッチ。
すぐに出発する。




池の傍までやってくる。
ここの紅葉は、色が一際鮮やか。


眩しくなるほどに……


紅葉した木々を眺めながら、作礼山山頂(西峰)へ向かう。


上を見ても紅葉、


下を見ても紅葉。


作礼山山頂に到着。
遠くに見える天山と一緒にパチリ。


今日は唐津湾がはっきり見えた。


紅葉を愛でながら散歩する。


自然林の紅葉なので、
“環境芸術の森”の色鮮やかさには負けるけれど、
目立ち過ぎない自然な色が好もしい。


いろんな木々があり、


いろんな色の紅葉が楽しめる。




池に降りてきて、


池の周囲の紅葉を愛でる。


緑と黄と赤が混じった紅葉。


池から移動し、


“私の好きな場所”へ。


この紅葉の林は、私の“特別の場所”。


とにかく雰囲気が好い。


そして、喬木の紅葉が楽しめる。


本当に素敵な場所。


ずっとここに居たい感じ。


近くの山で、こんな紅葉を楽しめるなんて……


どれだけ幸せ者なんだ。


陽が差すと、紅葉の林は輝きを増す。


美しい~


私の他には誰もいない。


人で溢れている“環境芸術の森”の近くに、
こんな静寂の林があることを誰も知らないのだ。


ふかふかの落葉の絨毯に腰を下ろし、


見上げる。


なんという贅沢。


最高!


池の水面に映える紅葉を見ながら、駐車場へ。


駐車場から見える897ピークも紅葉している。
ならば登らねばなるまい。


ゆっくり登って行く。


と、鮮やかな紅葉が……


黄金色に輝く。


首が痛くなるまで見上げ続けた。


紅葉が青空に映えて美しい。


ブナの木に再会。


まだ葉を落とさずに待っていてくれた。


この斜面には、数本のブナの木がある。


897ピークに登ると、
作礼山の東峰(左)と西峰(右)が見えた。
作礼山は標高が889.1mなので、
無名峰の897ピークの方が8mほど高いのだ。


再び紅葉を楽しみながら下山し、


いつもの、ネコのいる場所へ。
今日は、多くのネコは出払っているらしく、
数は少なかった。
小春日和の陽差しを浴びて気持ち良さそうだ。
今日も「一日の王」になれました~

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