一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

聖岳(佐賀県杵島郡大町町) ……御来光と、“秘密の散歩道”の紅葉を楽しむ……

2018年11月21日 | 鬼ノ鼻山・聖岳


聖岳というと、
南アルプスで一番南部に位置する3000m級の山を思い浮かべる人がほとんどだと思うが、
私にとっての聖岳は、家の近くにある標高416mの小さな山なのである。
今日は、昼間は用事があるので、近くの山に朝駆けしようと思った。
近くの山で御来光が美しい山といえば、聖岳。
久しぶりに(約3年ぶり)聖岳で御来光を拝もう。

ヘッドランプを装着して歩き出す。


ゆっくり登って行く。


もうすぐ山頂。


聖岳山頂(416m)に到着。
日の出30分前。
雲が多く、御来光が拝めるかは微妙なところ。


少し明るくなってきた。


雲が赤く染まってきた。


ズーム。


もっとズーム。
いいね~


西側も、


南側も、雲に覆われている。


東側だけに雲の切れ間がある。


日の出時刻が近づいてきた。


いよいよか。


ズーム。


もう少し。


キタ~


聖岳に朝がやってきた。


雲の切れ間に輝く太陽。


だが、すぐに雲に隠れ、光の放射が……


これはこれで美しい。


有明海へと続く六角川の河口が光る。


珈琲を淹れて飲んでいたら、
こんな風景に変化していた。
美しい。


展望所と、


咲いていた花に別れを告げ、






下って行く。


美しいクスノキの群生林を見ながら、


“秘密の散歩道”へ。


紅葉の林の中に入って行く。


聖岳で、こんな喬木の紅葉が見られるなんて、


多分、誰も知らないだろう。


この素晴らしい紅葉が、


すべて独り占めなのだ。


美し過ぎる。


標高の高い山の紅葉は終わっているが、
この里山では、今が見頃。


来て良かった~


今日も「一日の王」になれました~



この記事についてブログを書く
« 名取裕子・音語り「江戸艶姿... | トップ | 御船山~武雄神社~桜山 ……... »