5月3日(火)
私の仕事は、ゴールデンウィークの恩恵を授からない仕事ではあるが、
私の公休日(5月3日)が祝日と重なってしまった。
天山へ行きたいと思っていたのだが、
天山も登山者がきっと多いことであろう。
〈……ならば早朝に登ろう!〉
と思った。
御来光登山をし、
一般登山者が登山口へ来る頃には、
“シャクナゲの森”や“私の散歩道”へ避難しようと思った。(笑)
天川登山口に到着。
ヘッドランプを装着し、出発。(フラッシュ撮影)
いつもの場所で、パチリ。
もうすぐ山頂。
天山山頂に到着。
山頂、および稜線には、私一人だ。
嬉しい。
日の出時刻の5:28が近づく。
キタ~~~
美しい御来光。
これほど神々しい御来光は久しぶり。
もしこの世に神がいるとしたら、それは太陽であろう。
素直にそう思う。
昼間の太陽は眩しくて見ていられないが、
御来光のときの太陽は直視できる。
ずっと見ていたい感じ。
一日が始まる。
(影がちょっと薄いが)お約束の「足長おじさん」。(笑)
展望はまずまず。
うっすら雲仙も見えた。
まずは、“シャクナゲの森”へ。
おっ、咲いてる~
今年も逢うことができた。
でも、今年は花が少ないように感じる。
それでも、よ~く探すと、
花をたくさん付けたシャクナゲの木を見つけることができた。
ここは、私のお気に入りの場所。
背後の新緑とのコントラストが素晴らしい。
存分に花を楽しんで、
“シャクナゲの森”を後にした。
今、天山では、至る所でミツバツツジの花を楽しむことができる。
ヤマツツジも見頃を迎えている。
コバノガマズミ、
ウツギ、
コガクウツギなどの花も咲き始めた。
標高が高い分、遅く咲き始める天山のヒトリシズカであるが、
5月初旬には、さすがに終焉を迎えていた。
でも、数株のヒトリシズカは、花を付けて私を待っていてくれた。
嬉しい。
やはり天山のヒトリシズカは特別だ。
散歩道にもバイカイカリソウは咲いている。
サ○ノオは葉が緑色になり、花も実になっていたが、
こちらも数株の花が私を待っていてくれた。
有難い。
新緑を見ながらキンランの群生地へ向かう。
キノコがあちこちに顔を出し、
キツネアザミや、
カノコソウも咲き出していた。
キンランはたくさん咲いていた。
目移りするほどに。
やはり初夏の主役はキンランの花だと思う。
本当に金色に輝く。
天山山頂でも、散歩道でも、誰にも会わず、
ゴールデンウィークにもかかわらず、静かな山歩きを楽しむことができた。
今日も「一日の王」になれました~