![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/09/f9787865adf94b2fcdba68fc9a392e52.jpg)
今日(5月25日)は、ヤスさんと山へ行くことになっていた。
数日前に、
「どこか行きたい山はありますか?」
とメールすると、
「クマガイソウが見たいです」
との返事が返ってきた。
クマガイソウは、そう簡単に見ることのできる花ではない。
私もまだ見たことがなかった。
ヤスさんは、どこでクマガイソウを知ったのだろう。
ネットサーフィンをしているうちに、
誰かのブログで見て知ったのだろうか?
九州では、高千穂町の鳥屋岳中腹に咲くクマガイソウが有名だが、
ここは高千穂森の会が管理されていて、
今年(2014年)は4月27日~5月7日、
9時からと13時からの2回だけの公開で、
料金が500円必要。
すでに公開期間は終了しているし、
管理されている花を見ても、なんだかつまらない。
2008年5月、
某紙に次のような記事が載った。
○○さんが、由布市内の山中で、県や環境省が絶滅危惧種に指定しているラン科の多年草「クマガイソウ」を見つけた。○○さんは「クマガイソウの話は聞いていたが、まさか見つかるとは思わなかった」と話している。クマガイソウは丘陵地や低山地に生える多年草。高さ20~40センチ。2枚の扇形の葉の間に、赤紫色の袋状の大きな花をつける。貴重な植物の観察を趣味にしている○○さんが今月初め、標高×××メートルほどの雑木林を散策中に見つけ、106株を確認した。(後略)
この記事のことを記憶していたので、
ネットで検索してみると、
この由布市内の山中に咲くクマガイソウの写真をブログにアップしている人が、
数人おられた。
だが、秘密の花園であるだけに、花だけの写真がほとんどで、
場所を特定できるものはなかった。
それでも、わずかなヒントらしきものを見つけ、
それをつなぎ合わせて、
「あの山のあの辺りではないか?」
と、自分なりに推理してみた。
そして、ヤスさんに、
「クマガイソウに逢えるかどうかは分かりませんが、とにかく行ってみましょう」
と連絡した。
本日、某所に、早朝5時に集合し、
由布市へ向かった。
そして、登吾留山で、クマガイソウを探し始める。
いきなり道なき道を歩いて行くので、
「大丈夫ですか?」
と、ヤスさん。
「まあ、美しい山の雰囲気を楽しみましょう」
と、私。
クマガイソウが見つかる可能性は限りなくゼロに近いが、
見つかると信じて歩かなければ、見つかるはずもない。
山に入って3時間後、
雰囲気の良い場所に出た。
目を凝らすと、遠くに花らしきものが見える。
「あれかもしれない」
と、駆け出す私。
そして、ついにその花を目にする。
「あった~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/b4/b220c172461790e1550a355a07b13ec1.jpg)
急いで駆け寄るヤスさん。
「うわ~、本当に見つかりましたね~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/2d/4702ea597d2813c8284d92d6c1ae724e.jpg)
そのとき、
待っていたかのように、その花に光が当たる。
「美しい~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/07/b77b873bb7d72afbc8e1e563732bd756.jpg)
「こっちにも咲いてますよ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/e1/d4ab5eea9a84f53488cfc4aef56fe57e.jpg)
「あっちにも……」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/01/580c31f797d5dda33b310e7be98a7a62.jpg)
そのクマガイソウの自生地には、
人の足跡らしきものはなく、
いろんな人のブログで見た自生地とは、
咲いている周囲の様子が明らかに違っている。
「ここは、もしかすると、我々だけの秘密の花園かもしれないよ」
と、私。
「いいですね~」
とヤスさん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/db/877469bf6341353c71a36b869c0b71e5.jpg)
本日、いちばんの美人さんを眺めながらのランチは最高だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/6d/893cc6dd262f6d9690c6c9a062c836e0.jpg)
「まさか今日見つかるとは思いませんでした」
とヤスさん。
「来年からの楽しみがまたひとつ増えたね」
と私。
大感動の一日であった。
もちろん、
今日も「一日の王」になれました~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yaho.gif)
数日前に、
「どこか行きたい山はありますか?」
とメールすると、
「クマガイソウが見たいです」
との返事が返ってきた。
クマガイソウは、そう簡単に見ることのできる花ではない。
私もまだ見たことがなかった。
ヤスさんは、どこでクマガイソウを知ったのだろう。
ネットサーフィンをしているうちに、
誰かのブログで見て知ったのだろうか?
九州では、高千穂町の鳥屋岳中腹に咲くクマガイソウが有名だが、
ここは高千穂森の会が管理されていて、
今年(2014年)は4月27日~5月7日、
9時からと13時からの2回だけの公開で、
料金が500円必要。
すでに公開期間は終了しているし、
管理されている花を見ても、なんだかつまらない。
2008年5月、
某紙に次のような記事が載った。
○○さんが、由布市内の山中で、県や環境省が絶滅危惧種に指定しているラン科の多年草「クマガイソウ」を見つけた。○○さんは「クマガイソウの話は聞いていたが、まさか見つかるとは思わなかった」と話している。クマガイソウは丘陵地や低山地に生える多年草。高さ20~40センチ。2枚の扇形の葉の間に、赤紫色の袋状の大きな花をつける。貴重な植物の観察を趣味にしている○○さんが今月初め、標高×××メートルほどの雑木林を散策中に見つけ、106株を確認した。(後略)
この記事のことを記憶していたので、
ネットで検索してみると、
この由布市内の山中に咲くクマガイソウの写真をブログにアップしている人が、
数人おられた。
だが、秘密の花園であるだけに、花だけの写真がほとんどで、
場所を特定できるものはなかった。
それでも、わずかなヒントらしきものを見つけ、
それをつなぎ合わせて、
「あの山のあの辺りではないか?」
と、自分なりに推理してみた。
そして、ヤスさんに、
「クマガイソウに逢えるかどうかは分かりませんが、とにかく行ってみましょう」
と連絡した。
本日、某所に、早朝5時に集合し、
由布市へ向かった。
そして、登吾留山で、クマガイソウを探し始める。
いきなり道なき道を歩いて行くので、
「大丈夫ですか?」
と、ヤスさん。
「まあ、美しい山の雰囲気を楽しみましょう」
と、私。
クマガイソウが見つかる可能性は限りなくゼロに近いが、
見つかると信じて歩かなければ、見つかるはずもない。
山に入って3時間後、
雰囲気の良い場所に出た。
目を凝らすと、遠くに花らしきものが見える。
「あれかもしれない」
と、駆け出す私。
そして、ついにその花を目にする。
「あった~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/b4/b220c172461790e1550a355a07b13ec1.jpg)
急いで駆け寄るヤスさん。
「うわ~、本当に見つかりましたね~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/2d/4702ea597d2813c8284d92d6c1ae724e.jpg)
そのとき、
待っていたかのように、その花に光が当たる。
「美しい~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/07/b77b873bb7d72afbc8e1e563732bd756.jpg)
「こっちにも咲いてますよ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/e1/d4ab5eea9a84f53488cfc4aef56fe57e.jpg)
「あっちにも……」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/01/580c31f797d5dda33b310e7be98a7a62.jpg)
そのクマガイソウの自生地には、
人の足跡らしきものはなく、
いろんな人のブログで見た自生地とは、
咲いている周囲の様子が明らかに違っている。
「ここは、もしかすると、我々だけの秘密の花園かもしれないよ」
と、私。
「いいですね~」
とヤスさん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/db/877469bf6341353c71a36b869c0b71e5.jpg)
本日、いちばんの美人さんを眺めながらのランチは最高だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/6d/893cc6dd262f6d9690c6c9a062c836e0.jpg)
「まさか今日見つかるとは思いませんでした」
とヤスさん。
「来年からの楽しみがまたひとつ増えたね」
と私。
大感動の一日であった。
もちろん、
今日も「一日の王」になれました~
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