一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……神々しい御来光と、雄大な展望と、鮮やかな紅葉を楽しむ……

2020年11月01日 | 天山・彦岳


10月30日(土)
新型コロナウイルスの影響で、
アジア最大級の熱気球大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が中止となった。
その代替イベントとして大会の組織委員会が計画したのが、
熱気球の「フリーフライト」。
観客が集まるのを避けるため離陸地は非公開とし、
多くの人に見てもらえるよう市街地中心のルートで飛行するという。
開催日時は、
2020年10月31日(土)と、11月1日(日)。
午前7時~9時30分頃(当日の気象状況により前後する)。※荒天時中止
今週も土曜日に休みが取れたので、
この熱気球の「フリーフライト」を天山山頂から見てみようかと思った。
で、天山に朝駆け登山することにした。

天川登山口より出発。(フラッシュ撮影)


いつもの場所でパチリ。


さらに高度を上げてパチリ。
東の空が明らんでいる。


もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。


今日は、くじゅう連山方面からの“日の出”が見られそうだ。


6:35
太陽の一部が顔を出す。


数秒後。


ズーム。


やはり、くじゅう連山の横からの御来光。


いつも見ている天山山頂からの御来光であるが、
なぜだか、今日は特別に感動した。


稜線も朝陽に照らされる。


雲仙も多良山系の山々もはっきり見える。


稜線散歩へ。


朝陽が創り出す美しい風景。


いつもの場所で、


こんな風景を見ながら、モーニングコーヒー。


本日の「天山壁」。


山頂に戻る途中で、お約束の「足長おじさん」。(笑)


私だけの静かな天山が戻ってきた。


7時を過ぎても熱気球は見られず、
風が強かったので中止になったのだろうと思った。


遠望が素晴らしく、ガッカリはしなかった。


ズームで撮ると、雲仙の平成新山山頂がハッキリ見えた。


多良山系の経ヶ岳、五家原岳も見ることができた。


くじゅう連山は、雲に浮かんでいるようであった。


その下に写っている佐賀平野を、帰宅後パソコンでさらにアップしてみたら、
なんと、熱気球が写っているではないか。(黒い点のようなもの)


昨年(2019年)も11月1日に朝駆けしており、
昨年は偶然「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の熱気球を撮ったのだが、




昨年とは違って遠い場所だったので、(離陸地は非公開だった)
肉眼では見えなかったのだ。

下山開始。
いつもの場所でパチリ。


登っているときは暗闇だったので気づかなかったが、
登山道の木々がかなり紅葉していた。


登山口の周囲の木々は、もっと紅葉していた。




厳木へ至る林道沿いの木々も美しく紅葉していた。




さあ、これから映画を見に行く。(何を見たかは後日……)
今日も「一日の王」になるよ~


この記事についてブログを書く
« 映画『朝が来る』…永作博美、... | トップ | 最近、驚いたこと⑧ ……訪問者... »