台風11号の影響で、9月16日、17日の月例山行(祖母山)が中止になった。
昨年9月の月例山行(大矢野岳)も台風で中止になっていただけに、数日前に台風11号が発生したと聞いた時にはイヤな予感がした。
はたして、昨年と同じ結果となり、ガックリした。
台風は僅かに西側に逸れていきそうなので、雨さえ降らなかったら、個人的に近場の山にでも登ろうかと考えていた。
そこへ「ひまわりⅠ」さんから電話があった。
16日にマイクロバスで日帰りで右田ヶ岳(山口県防府市)に登るとのこと。
即、参加するとの意向を伝えた。
『Green Walk』(Vol.12 秋号)に右田ヶ岳のことが載っていたので、下調べをした。
山口県下人気ナンバーワンの山。
標高は低いながらも、巨岩が露出した堂々たる風格を備えた山。
展望絶景の名山。
なんとも凄い形容詞が並ぶ。
楽しみな山のようだ。
参加者は22名。
めまぐるしく変化する空模様だが、雨は霧雨程度。
雨具を着けるほどのことはない。
登山口の天徳寺から出発する。
寺の向こうに見えるのは石船山(194m)。
天徳寺の左から登山道に入る。
急坂が続き、忠魂碑、観音堂を過ぎ、20分ほどで石船山(194m)のピークに出た。
天徳寺コースは、登っている間、ずっと素晴らしい展望が続く。
ここからの防府市街地の眺めも抜群だ。
振り返ると、右田ヶ岳の「西ノ峰」(410m)と主峰の「中ノ峰」(426m)が並んで聳えている。
なかなかの迫力だ。
とても426mの低山とは思えない。
登山道に、シコクママコナが咲いている。
鬼ノ鼻山で見たママコナと違うのは、花の下唇の米粒のような突起の色。
白ではなくて黄色いのだ。
ママコナは「飯子菜」と書き、米粒のような突起が名の由来にもなっている。(他の説もある)
ママコナが「ギンシャリ」だとすれば、シコクママコナはさしずめ「サフランライス」……かな?
右田ヶ岳は植物種も豊富で、いろいろな花を見かけた。
今の時期の代表は「ミヤマウズラ」だ。
下山途中の親切な地元の方が、咲いている場所まで案内して下さった。
小さくて、本当にカワイイ。
クリオネが泳いでいるようにも見えるし、天使が飛んでいるようにも見える。
よく見ると、ユーモラスな顔をしている。
1時間10分ほどで山頂に着いた。
はしゃぎたくなるほど素晴らしい展望。
さあ、これからランチタイムだ!
登山途中の展望も良かったが、山頂からの展望は、また格別のものがある。
防府市街地の風景もイイが、私は東側の、山地の間に挟まれた田園地帯の風景に心惹かれた。
こんな所に住んでみたいなと思った。
こんな美しい場所に住んで、右田ヶ岳を毎日眺め、好きな時にいつでも登れるとしたら、これ以上の贅沢はないだろう。
ここに住んでいる人達が本当に羨ましい……と心底思った。
下山は塚原コース。
こちらは岩場ばかりでなく、森の中も通る。
森の中には、たくさんのキノコが……。
「ここにホットケーキみたいなキノコがあるよ!」
「写真に撮っておいて!」
と女性陣の声が聞こえる。
ぐっと近づいて写す。
誰かがペインティングしたのではないかと思えるような色。
本当にふっくらとしたホットケーキのようだ。
下山途中に右田ヶ岳を見上げる。
『Green Walk』では、「岩の鎧を身にまとった」と表現していたが、言い得て妙。
九州地方における最強の低山は「黒髪山」だと思っているが、中国地方の最強の低山は「右田ヶ岳」であろう。
こんな素晴らしい山に登ることができて、幸せだった。
今回の山行を計画して下さった「ひまわりⅠ」さん始め、役員の皆さん、ありがとうございました。
昨年9月の月例山行(大矢野岳)も台風で中止になっていただけに、数日前に台風11号が発生したと聞いた時にはイヤな予感がした。
はたして、昨年と同じ結果となり、ガックリした。
台風は僅かに西側に逸れていきそうなので、雨さえ降らなかったら、個人的に近場の山にでも登ろうかと考えていた。
そこへ「ひまわりⅠ」さんから電話があった。
16日にマイクロバスで日帰りで右田ヶ岳(山口県防府市)に登るとのこと。
即、参加するとの意向を伝えた。
『Green Walk』(Vol.12 秋号)に右田ヶ岳のことが載っていたので、下調べをした。
山口県下人気ナンバーワンの山。
標高は低いながらも、巨岩が露出した堂々たる風格を備えた山。
展望絶景の名山。
なんとも凄い形容詞が並ぶ。
楽しみな山のようだ。
参加者は22名。
めまぐるしく変化する空模様だが、雨は霧雨程度。
雨具を着けるほどのことはない。
登山口の天徳寺から出発する。
寺の向こうに見えるのは石船山(194m)。
天徳寺の左から登山道に入る。
急坂が続き、忠魂碑、観音堂を過ぎ、20分ほどで石船山(194m)のピークに出た。
天徳寺コースは、登っている間、ずっと素晴らしい展望が続く。
ここからの防府市街地の眺めも抜群だ。
振り返ると、右田ヶ岳の「西ノ峰」(410m)と主峰の「中ノ峰」(426m)が並んで聳えている。
なかなかの迫力だ。
とても426mの低山とは思えない。
登山道に、シコクママコナが咲いている。
鬼ノ鼻山で見たママコナと違うのは、花の下唇の米粒のような突起の色。
白ではなくて黄色いのだ。
ママコナは「飯子菜」と書き、米粒のような突起が名の由来にもなっている。(他の説もある)
ママコナが「ギンシャリ」だとすれば、シコクママコナはさしずめ「サフランライス」……かな?
右田ヶ岳は植物種も豊富で、いろいろな花を見かけた。
今の時期の代表は「ミヤマウズラ」だ。
下山途中の親切な地元の方が、咲いている場所まで案内して下さった。
小さくて、本当にカワイイ。
クリオネが泳いでいるようにも見えるし、天使が飛んでいるようにも見える。
よく見ると、ユーモラスな顔をしている。
1時間10分ほどで山頂に着いた。
はしゃぎたくなるほど素晴らしい展望。
さあ、これからランチタイムだ!
登山途中の展望も良かったが、山頂からの展望は、また格別のものがある。
防府市街地の風景もイイが、私は東側の、山地の間に挟まれた田園地帯の風景に心惹かれた。
こんな所に住んでみたいなと思った。
こんな美しい場所に住んで、右田ヶ岳を毎日眺め、好きな時にいつでも登れるとしたら、これ以上の贅沢はないだろう。
ここに住んでいる人達が本当に羨ましい……と心底思った。
下山は塚原コース。
こちらは岩場ばかりでなく、森の中も通る。
森の中には、たくさんのキノコが……。
「ここにホットケーキみたいなキノコがあるよ!」
「写真に撮っておいて!」
と女性陣の声が聞こえる。
ぐっと近づいて写す。
誰かがペインティングしたのではないかと思えるような色。
本当にふっくらとしたホットケーキのようだ。
下山途中に右田ヶ岳を見上げる。
『Green Walk』では、「岩の鎧を身にまとった」と表現していたが、言い得て妙。
九州地方における最強の低山は「黒髪山」だと思っているが、中国地方の最強の低山は「右田ヶ岳」であろう。
こんな素晴らしい山に登ることができて、幸せだった。
今回の山行を計画して下さった「ひまわりⅠ」さん始め、役員の皆さん、ありがとうございました。
私は、本日で右田ヶ岳616回目の常連?の一人です。
コメントに感動しました。
是非また、防府の右田ヶ岳に遊びに来てくださいね/kaeru_fine/}
http://sky.geocities.jp/emuchan426/migitagadakenoheya/
はじめまして!
タクです。
コメントありがとうございます。
右田ヶ岳は本当に素晴らしい山でした。
地元の常連さんの方々も親切で、楽しく登ることができました。
地元の人々に愛されている山だなぁ~と強く感じました。
ブログにも書いたように、右田ヶ岳の麓に住んで、いつでも登ることが出来る環境におられる地元の方々を、本当に羨ましく思いました。
また機会がありましたら、ぜひ登りたいと思っています。