一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……咲き始めのオトギリソウ、ヤマアジサイ、クモキリソウを愛でる……

2019年06月26日 | 天山・彦岳


6月23日(日)
晴天の日曜日。
映画を見に行った後に、
ヒョイと天山に登った。
私は、毎日でも天山に登りたいくらいなのだが、
このブログを見ている人は、天山ばかりでは飽きるのではないと考えて、
〈この日の山歩きのことは、ブログに書かないでおこう……〉
と思っていた。
だが、今日(6月26日)から雨の日が続き、
九州北部もどうやら“梅雨入り”しそうな気配。
すると、日曜日の晴天が急に貴重なものに思えてきて、
〈やはりブログに書いておこう!〉
と、思い直した。

北側は見事な青空。


南側はやや雲が多かったが、好展望で、
雲仙や多良山系の山々まではっきり見えた。


ついこの間まで“麦秋”の佐賀平野だったが、
今は“水田”の佐賀平野と化しており、
さながら水に浮かぶ“水都”のようであった。


こんな風景を、ただ見ているだけでもいいね~


稜線散歩へ出発すると、
ギボウシや、


白色に近い薄紫色のアザミを発見。
楽しい。


ハンカイソウは、


もうすぐ開花しそうな気配。


キュウシュウコゴメグサも花芽が出ていた。


ホソバノヤマハハコも順調に育っている。


この日は、風がとても気持ち良かった。


太陽の光で、モウセンゴケが輝いていたが、


もっと輝いている花があった。
オトギリソウだ。


まだ咲き始めだが、これから、あっという間に増えてくるだろう。


ヤマトキソウもたくさん咲いていた。


ヤマトキソウも、陽を浴びて美しく輝いていた。


両手を広げているようなものや、


踊っているような花もあって、楽しかった。


彦岳が見えるところまできて、引き返す。


いつもの場所で、珈琲タイム。


本日の「天山壁」。


これから、ちょっとだけ散歩道へ。


ヤマアジサイが咲き始めていた。


よく見ると、ちいさな蕾の集合体で、ひとつひとつに花が咲くんだね。


ビックリ。


こちらのヤマアジサイも、


近づいて見ると、小さな花がたくさん開花しているのが判る。
なんて美しいんだろう。


クモキリソウの群生地へ行ってみると、
こちらもたくさん開花していた。
でも、一輪だけ咲いている花が多く、


こちらも、


こちらも、一輪の花。


こちらは、二輪、


こちらは、三輪、


こちらは、四輪、


たくさん咲いている花もある。


まだ開花していないものもあるので、当分楽しめそう。


今日も一日の王になれました~


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