一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

「ラビリンス」…香港・九龍で撮影された満島ひかりの歌声とダンスに魅了される…

2017年06月09日 | 読書・音楽・美術・その他芸術


大沢伸一のソロプロジェクト「MONDO GROSSO」が、
14年ぶりとなるアルバム「何度でも新しく生まれる」を6月7日にリリースした。
先行シングルとしてリリースされた「ラビリンス」は、
満島ひかりをボーカルに起用し話題となっていたが、


ついにミュージックビデオが公開された。


その香港・九龍で撮影されたミュージックビデオが凄いのだ。


「ラビリンス(迷宮)」のタイトルに合わせてか、
かつて迷宮と呼ばれていた九龍城砦を彷彿とさせる建物をバックにスタート。


ワンカットで撮影された、夜の九龍の迷宮を彷徨う満島ひかりのダンスは圧巻!


ミステリアスな曲、
浮遊感、透明感のある歌声、
音で満たされたプールの中を泳ぐようなダンスに魅了され、
観る者は、満島ひかりと共に迷宮に彷徨い込んだような錯覚をおぼえる。


かつてアイドルグループ「Folder5」で活動していた満島ひかりなので、
歌とダンスは定評があり、
TVドラマ『カルテット』のエンディングでもその片鱗を見せていたが、
これほどまでのパフォーマンスは初めて見たような気がする。


振付とダンスを監修したのは、ジリアン・メイヤーズ。
2017年度アカデミー賞最多受賞作となった音楽映画の傑作『ラ・ラ・ランド』の振付補を務め、キャストとしても出演していた世界的なダンサーだ。

1台のカメラによって、
ワンシーン・ワンショットで満島ひかりのパフォーマンスを収めた内容のミュージックビデオ。
必見です!

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