一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

八幡岳 ……オオキツネノカミソリの見頃は、やはり7月末~8月初旬かな……

2013年07月21日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山
忙しい。
今年の夏は忙しくて、
なかなか自由な時間が得られない。

オオキツネノカミソリの開花の知らせが届くようになり、
私も見に行きたいと思うのだが、
そういうわけで、
多良山系、背振山系さえ、遠いと感じてしまう。

今日の休みは、
昼過ぎまで用事をこなし、
帰宅したのが、午後2時。
この時間から行けるとすれば、
近くの山、そう八幡岳。

八幡岳の中腹に車を駐め、
いつものように、大好きな天山と作礼山を眺める。
まずは天山。


この角度からだと、天山とあめ山が並んで見え、双耳峰に見える。


こちらは作礼山。


天山のなだらかな稜線と違い、
男性的な山岳美。


水田だった「蕨野の棚田」は、苗が生長して緑一色となっていた。


八幡岳の至る処に、
コオニユリと、


ウバユリが、
たくさん咲いていた。


八幡岳のオオキツネノカミソリはというと……
咲き始めてました~


いいね~


こうして咲いている所だけを撮っていると、
たくさん咲いているように見えるが、


実は二分咲き程度なのだ。(笑)


このオオキツネノカミソリの花を見ると、
やはり夏を感じる。


オレンジ色が、夏の森によく映える。


今年も逢えることができて嬉しい。


おっ、奥に見えるのは、
蕾が開花している途中のもの。


ちょっぴり貴重なショット。


暗い森に咲いているというイメージがあるオオキツネノカミソリ、
木漏れ日のスポットライトが当たると、その美しさが一層ひきたつ。


まるでスターのよう。


美しい!


先程、二分咲き程度と言ったけれど、
山頂に近い上部は、
まだ一分咲きくらい。


山頂直下は、まだほとんど咲いていない。
例年通り、7月末から8月初旬が見頃と思われる。


山頂は夏草に覆われていた。


展望所の方は、夏の光に包まれていた。


ここから見る天山も、


作礼山も、
とても美しかった。


私の家が、
そして私自身が、
こんな魅力的な山に囲まれていることに、
言いしれぬ歓びを感じた。
幸福感に包まれる。
今日も「一日の王」になれました~

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