一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

「肥前さが幕末維新博覧会」オープニングイベント ……手嶌葵に逢いたくて……

2018年03月18日 | 特別企画「逢いたい人に逢いに行く」
 

今年(2018年)から始めた「逢いたい人に逢いに行く」という企画。
第1弾は、E-girlsのパフォーマーであり女優の石井杏奈、
第2弾は、女優でボーカリストの薬師丸ひろ子、
第3弾は、女優の蒼井優であった。
そして、第4弾の今回は、手嶌葵。


昨日(3月17日)から、佐賀県で、
「肥前さが幕末維新博覧会」が始まった。


明治維新150年を記念して佐賀県内各地で開かれる催しで、
「薩長土肥」の“肥前”である佐賀は、
案外知られてはいないが、
幕末維新期に国内最先端の科学技術を有し、
鎖国から開国へと向かう大きな流れの中で、
実は、明治維新の“鍵”を握っていたのだ。
そんな佐賀の歴史を知り、佐賀の文化、アート、食を楽しむ催しで、
期間は、2018年3月17日から2019年1月14日までの10ヶ月間。


そのオープニングイベントの野外ライブが、
3月17日(土)の午後、行われるのだ。
出演アーティストは、
カノエラナ(佐賀県唐津市出身のシンガーソングライター)、


佐藤和哉(佐賀県唐津市出身の篠笛奏者)、


手嶌葵(「肥前さが幕末維新博覧会」のオリジナルイメージソング「一番星」を歌っている)。


場所は、県立図書館南広場特設ステージ。
時間は、
カノエラナ(13:00~13:30)
佐藤和哉(13:30~14:00)
手嶌葵(15:00~16:00)
入場無料。
同時に、FM佐賀の公開録音も行われる。


手嶌葵は大好きなシンガーで、
映画『コクリコ坂から』の主題歌「さよならの夏 〜コクリコ坂から〜」や、
TVドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の主題歌「明日への手紙」などは、今でもよく聴いている。
今回のミニライブでは、
「肥前さが幕末維新博覧会」のオリジナルイメージソング「一番星」も披露されるとのこと。
楽しみだ~


駐車場確保のため、
朝の8時半頃に車で家を出て、
9時15分頃に会場に到着。


県立図書館南広場特設ステージでは、
オープニングセレモニーが行われており、
佐賀県知事が挨拶をしておられた。


ライブは午後からなので、
午前中は映画を見に行く。(レビューは後日)
シアター・シエマに向かう途中、
満開の桜に出逢った。
〈もう桜が咲いてるんだ~〉
とウキウキした気分になる。
桜の開花予想は、佐賀県は3月20日となっていたが、
この桜の木は標本木ではないので、開花宣言はまだなのかな?


映画を見終えて、
再び、会場である県立図書館南広場特設ステージへ。
たくさん出店している屋台で、まずは腹ごしらえ。
たこ焼き、美味しかった~
(この後、“カレー屋さんのカレーパン”も食べたよ)


13:00からのカノエラナという唐津市出身のシンガーソングライターのことは、
名前は知っていたが、歌は聴いたことがなかった。
私が会場に着いたときは、用意されていた椅子はすでに満席で、
地元ということもあるかもしれないが、すごい人気だ。
カノエラナが登場し、
いきなり歌い出した歌「カノエラナです。改」が素晴らしかった。
自己紹介の曲になっており、最初に歌うのにピッタリの曲。


ノリのいい曲ばかりで、元気が出そうな曲ばかり、
なかでも「エスカレーターエレベーター」という曲が気に入った。
ライブ終了後にアルバムを購入し、サインもしてもらった。


次に登場したのは、篠笛奏者の佐藤和哉。


こちらもカノエラナと同じく唐津市出身。
E-girlsのメインボーカル・鷲尾伶菜も唐津市出身だし、
佐賀県の中でも、唐津市出身のアーティストは多い。
海に面しているので、開放的な性格の人が多く、
どちらかというと内気な人の多い佐賀県の中では、
ちょっと異質な県民性を有しているかもしれない。
カノエラナと手嶌葵は、撮影禁止であったが、
佐藤和哉は「撮影OK」ということで、撮らせてもらった。


彼の楽曲である「さくら色のワルツ」は、
2013年NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』の主題歌「 雨のち晴レルヤ 」(ゆず)の原曲であり、モチーフとなっている。


佐藤和哉の演奏が終わり、
手嶌葵の出演まで1時間ほど間が空いていたが、
前列に席が確保できたので、座って待っていたら、


14:15頃にステージに手嶌葵が現れたので、ビックリ。


〈なぜ?〉
って思っていたら、
どうやらリハーサルをやるらしい。
野外なので、リハーサルをやる場所が他になかったのかもしれない。
後で分ったことだが、
手嶌葵は福岡県在住で、
キーボードとギターのミュージシャンは東京在住とのことで、
リハーサルの時間が必要だったようだ。
リハーサルの間も、客席に向かって博多弁で話しかけたりして、
とても気さくな方であった。
そして、背が高く(174cm)、ステージ映えする方であったし、
歌声がとてつもなく素晴らしかった。


ため息だけで歌っているように聴こえるのだが、
野外にも関わらず、遠くまで声が通り、
その澄んだ声が、体の中にまで染み込んでいくのだ。
リハーサルと本番を合わせて、1時間20分ほど、
彼女の歌声を楽しませてもらった。
もちろん、
私の好きな「さよならの夏 〜コクリコ坂から〜」や、


「明日への手紙」も歌ってくれて嬉しかった。


ライブ終了後に、CDの発売があり、
購入者を対象に握手会もあるとのことで、
ベストアルバムを購入し、握手をしてもらった。
今日も「一日の王」になれました~


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