一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……キッコウハグマの乱舞と、ムラサキセンブリの最後の宴を楽しむ……

2021年10月23日 | 天山・彦岳


10月22日(金)

今日は私の公休日。
天山の秋の花も終盤を迎えつつあり、
もうそろそろ登山者も減ってきているだろうし、
久しぶりに天山に行ってみることにした。
それでも用心深い私は、(笑)
午前中は映画を見に行き、(レビューは後日)
午後2時頃に天山へ向かったのだった。

まずは、散歩道のキッコウハグマの群生地へ。
「おっ、咲いてる~」
白い点々、全部キッコウハグマ。


ひとつひとつを見ていくと、


本当に美しいし、


可愛い。


天山のキッコウハグマは背が高い。


見上げる程に。(笑)


大好きな花なので、




見飽きないし、




いつまでも見ていたい感じ。


こんなにたくさん咲いてくれて、ありがとう。




キッコウハグマの乱舞をたっぷり楽しんで、


次に、ムラサキセンブリの群生地へ向かう。
花は次第に少なくなってきているが、




ムラサキセンブリの花期は意外に長く、


まだかなりの花が残っていた。


白花に近いものもあった。


この株は少し大きめ。


いいね~


晴れたり曇ったりの、
めまぐるしく変化する今日の天気。
陽が当たると、


一段と輝く。




多分、これが、天山のムラサキセンブリの最後の宴。




存分に楽しむ。


本日一番のムラサキセンブリはコレ。


少し上から撮ると、こんな感じ。


縦サイズで撮ると、もっと素敵に。


そして、陽が当たると、一層輝きを増した。


散歩道には、
オタカラコウや、


アキノキリンソウや、


サイヨウシャジンや、


ジンジソウがまだ咲いていた。


(天山で一番遅く咲く)レイジンソウの群生地へ行ってみると、
はたしてまだ咲いて待っていてくれた。




ここは森の中なので、全体的に花の色が薄い。






白花に近いものもあった。


一応、山頂も踏んでおこうと思い、
天川登山口から登り始める。


時間が時間なので、駆け足で登って行く。


もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。


遠くは見えず、展望はイマイチ。


稜線散歩へ。
もう冷たい秋風が吹いていた。


フリースを着てきて良かった。


ヒメアザミ、


リンドウ、


ホソバノヤマハハコ、


帰り咲きしたミヤマキリシマなどを見ながら、


いつもの場所へ。


こんな風景を見ながら珈琲タイム。


本日の「天山壁」。


山頂へ戻る頃には、ちょっと陽が陰ってきて、


ススキの穂が美しく、


秋らしい風景が見られた。




今日も「一日の王」になれました~

この記事についてブログを書く
« 鬼ノ鼻山~聖岳 ……裏山の尾... | トップ | 映画『ひらいて』 …山田杏奈... »