一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦 …対戦5組目「禁断の恋愛」対決…

2024年12月01日 | 私自身のための「一日の王」紅白歌合戦


私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦の、
対戦5組目は、「禁断の恋愛」対決。(これまでの対戦はコチラから)

紅組は、森山良子「禁じられた恋」。


白組は、沢田研二「許されない愛」。



森山良子の「禁じられた恋」は、
1969年3月25日にフィリップス・レコードからリリースされた森山良子のシングル曲で、
累計売上は80万枚(一説によると100万枚)を超え、自身最大のヒット曲となった。


第20回NHK紅白歌合戦に初出場し、この曲を歌唱している。
当時、中学生だった私は、この曲が大好きで、
(高校受験の)勉強のかたわらよく聴いていた。


森山良子は、女優としても活躍しており、
小川知子やいしだあゆみと同様に『金曜日の妻たちへⅢ・恋におちて』での演技が忘れ難い。


単身赴任中の夫(長塚京三)のお世話をするため、仙台に向かうノロ(森山良子)は、
同じく出張のため仙台に向かう藤森(奥田英二)と、新幹線の中で出逢う。
偶然再会した二人は、話している内に段々とお互い惹かれ合い、
いつしか恋愛感情が芽生える……というストーリーだったが、
森山良子がどんどん魅力的な女性に思えてきて、ドキドキしたのを憶えている。



沢田研二「許されない愛」は、
沢田研二のソロとしての2枚目のシングルで、
1972年3月10日にポリドール・レコードより発売されている。


沢田研二は、ザ・タイガース及び、PYGのボーカルを経て、
ソロの活動を開始したのだが、
1971年11月1日発売のソロデビューシングル「君をのせて」は、
オリコン週間チャートでの最高位は23位で、累計売上は10万枚だった。


長く音楽ランキングトップ10にチャートインし続けた沢田研二としては、
厳しいスタートとなったが、
1972年3月11日発売の2枚目のシングル「許されない愛」が、
オリコン最高位4位を記録し、ソロとして初のオリコントップ10入りを果たした。
そして、同年末の『第23回NHK紅白歌合戦』に初出場し、
「許されない愛」を歌唱している。
森山良子の「禁じられた恋」も、沢田研二の「許されない愛」も、
どちらも紅白初出場のときに歌唱した記念すべき曲だったのだ。



※森山良子「禁じられた恋」(1969年3月発売)。


※沢田研二「許されない愛」(1972年3月発売)。

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