一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

鬼ノ鼻山、多久聖廟、西渓公園の紅葉 ……裏山と、家から近い名所で楽しむ……

2022年11月19日 | 鬼ノ鼻山・聖岳


11月18日(金)

今日は、
午前中は映画を見に行って、(レビューは後日)
午後から鬼ノ鼻山に向かった。
登山の後は、麓にある多久聖廟と西渓公園で紅葉を楽しむことにしよう。

いつものように“憩いの森”からとりつく。


美しい林の中を進む。


ツワブキの花がたくさん咲いている。




サザンカの花も咲いている。




ゆっくり登って行く。


“鬼の展望台”に到着。


天山や、


作礼山(右)、八幡岳(左)などが眺められた。


一旦下って、登り返す。


11月27日(日)に「第6回『孔子の里』トレイルランinたく」が開催されるようで、
草刈りがなされ、道幅が広くなっていた。


鬼ノ鼻山山頂に到着。


振り返って、パチリ。


先へ進む。


“鬼のテラス”に到着。


やや靄っており、遠くまでは見えない。




草刈りで、秋の花も刈り取られ、花はほとんどなかった。


“みはらしの丘”に到着。


よく見ると“天使の梯子”が見えた。


この先の“サザンカ・ロード”も見頃を迎えつつあった。






この後、“私の散歩道”へ。
ここは草刈りの被害をまぬがれ、
ヒヨドリバナ、


サケバヒヨドリ、


サイヨウシャジンなどが咲いていた。


センボンヤリの秋の閉鎖花。
多数の種を飛ばし始める。


この散歩道はセンボンヤリの群生地でもある。


そして、紅葉。


散歩道の紅葉も見頃を迎えていた。


いいね~




この後、鬼ノ鼻山の麓にある“多久聖廟”に向かう。


“多久聖廟”に到着。


メタセコイアが黄葉している。


【多久聖廟】
宝永5年(1708年)に多久茂文が孔子像を安置し、
領民に「敬」の心を培わせるために建てた孔子廟で、
現存する聖廟としては、足利学校(栃木県)、閑谷学校(岡山県)に次ぐ古い建物。
建築様式は、禅宗様仏堂形式と呼ばれる我が国の代表的な建築様式で、
彫刻や文様で中国的な雰囲気を出している。
現在は、国指定重要文化財として大切に保全されている。



紅葉が見事。




“東原庠舎”にも立ち寄る。


【東原庠舎】
江戸時代に肥前国多久町(現在の佐賀県多久市)の領主多久氏によって設置された教育機関(邑校)。
元禄12年(1699年)、第4代多久邑主(佐賀藩重臣)多久茂文が肥前国多久町に設置した。武士の子弟のみならず、百姓・町人らの子弟にも門戸を開放した点が当時の他藩の藩校と大きく異なる。「鶴山書院」とも呼ばれる。志田林三郎、草場佩川、草場船山らを輩出した。



ここの紅葉も美しかった。




“西渓公園”へ移動する。


こちらも見頃を迎えていた。




昨年の紅葉があまりに素晴らしかったので、
今年はやや見劣りするが、


それでも十分な美しさだった。






このような名所が家に近くにあることに感謝。


今日も「一日の王」になれました~

この記事についてブログを書く
« 映画『土を喰らう十二ヵ月』... | トップ | 映画『ザリガニの鳴くところ... »