一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

作礼山の紅葉に溺れる ……美しく彩られた池の周囲と森の中をさまよい歩く……

2021年11月06日 | 作礼山


11月5日(金)

北海道からスタートする紅葉は、
急ぎ足で日本列島を駆け下り、
とうとう佐賀県の低山までやってきた。
ご近所山の“紅葉の名山”は「作礼山」。
毎年、里山の紅葉を楽しませてくれている。
今年(2021年)もそろそろ見頃を迎える頃になった。
で、ワクワクしながら作礼山へ向かったのだった。

9合目登山口駐車場に着くと、
897ピーク側が紅葉していた。




作礼山の方も期待できると思い、
元気よく出発する。


見上げると、色づいた葉が……


今日は、東峰への直登ルートで登る。


やがて、東展望岩に到着。


奥作礼の山々や、


天山の眺めを楽しむ。


一旦下って、


ミヤマシキミの赤い実を見ながら登り返す。


東峰に到着。


天山から右に目を転ずると、


鬼ノ鼻山、聖岳が見える。


美しい道を歩き、


所々にある紅葉を見ながら、


西峰(作礼山山頂)に到着。


池(中の池、じゅんさい池)の方へ下りると、
池の周囲が紅葉していて美しかった。








ツルリンドウが赤い実になっていた。


池の近くの広場の紅葉もピークを迎えていた。




なんて素敵なんだろう。








ゆっくり歩いて行く。


紅葉の道。




美しい紅葉を見ながら、


みどり池の方へ移動する。


こちらも素晴らしい紅葉。




水面に映る紅葉。


見惚れる。




誰にも会わない。


独り占め。




これから“黄葉の森”へ入って行く。




金色に包まれる。


なんという贅沢。


まだ残っていたキッコウハグマの花や、






実になったミヤマウズラを見ながら、


“紅葉の森”へと入って行く。






この辺りの見頃は1週間後くらいか……




それでも、楽しむには十分の紅葉。


今日も「一日の王」になれました~


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