7月6日(土)
もうそろそろ天山にもカキランが咲く頃だと思い、
カキラン目当てで早朝より上宮登山口へ向かう。
久しぶりの上宮登山口。
上宮の池の周囲にはアジサイが咲いていた。
登山道には夏草が生い茂っている。
オカトラノオと蜜蜂をパチリ。
ハンカイソウの径を通る。
もう少しで開花しそう。
あめ山分岐を通過。
天山にとりつく。
驚いたことに、バイカイカリソウがまだ咲いていた。
カワイイ。
注意を促す、新しい道標。
しばらく登って振り返る。
あめ山が美しい。
天山山頂に到着。
天山に一番乗り。
晴れていたが、展望はイマイチ。
雲仙や多良山系の山々は見えなかった。
稜線散歩へ。
ギボウシ(蜜蜂も一緒に)、
オトギリソウはたくさん咲いていた。
ヤマトキソウは、終盤を迎えていた。
キュウシュウコゴメグサは、
一週間前よりもかなり増えていた。
緑色の葉をもち、自身で光合成を行う。
根は他植物に寄生して養分をもらう、いわゆる半寄生植物である。
この植物は佐賀県のフロラ(植物誌)の基礎を築かれた故馬場胤義先生が、
昭和12年に初めて天山で発見されたもので、
今では中国、近畿地方にも分布が知られている。
本当に小さくて可愛い花である。
テントウムシがたくさん集合している場所があった。
白っぽい苔植物と、何か関係があるのだろうか?
小さなキノコをパチリ。
ノギラン、
カワラナデシコの蕾を発見。
咲くのが楽しみ。
テリハアカショウマが咲き始めていると思ったら、
バイカイカリソウがまだ咲いていたので、ビックリ。
あめ山分岐近くでも見かけたが、
もう7月だよ。(笑)
いつものように、彦岳が見える所まで行って、引き返す。
いつもの場所で、珈琲タイム。
早朝だったので、静かな山歩きを楽しむことができた。
本日の「天山南壁」。
ホソバノヤマハハコは順調に育っている。(安心)
そして、本日の目的、カキランはというと……
保護区のカキランは、
保護されているので、立派に育っているが、
開花までには、もう少し時間がかかりそうだ。
こちらは、保護されていない縦走路沿いのカキラン。
株は小さいが、こちらの方が早く開花しそうだ。
私の「秘密の場所」に行ってみると、
少しだけ開花していた。
嬉しい。
こちらの株では2輪開花していた。
楽しい。
これから、ちょっとだけ散歩道へ。
ヤマアジサイはピークを迎えつつある。
タマアジサイは、すでに「玉」ができていた。
テリハアカショウマや、
あまり見かけないアザミも咲いていた。
ホタルブクロの奥に見える昆虫は……
ホタルガ(蛍蛾)であった。
「ホタル」つながりだね。(笑)
アキノタムラソウ(秋の田村草)や、
アキチョウジ(秋丁字)が、もう咲いていた。
こちらは「秋」つながり。
陽当たりの良い場所では、
ネジバナがたくさん咲いていた。
大好きな花なので、嬉しい。
今日も一日の王になれました~