一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

近くの里山 ……咲き始めたフデリンドウと、群れ咲くヒトリシズカを楽しむ……

2023年04月04日 | 近くの里山


4月3日(月)

遠くの山へ出かける登山から、家から近い山への登山へ移行してから、
近くの山に対する認識が随分と変わった。
珍しくて美しい花は近くの山にはない……と、勝手に決めつけていたのだが、
なにもないと思って近くの里山を歩いていると、
思いがけず、珍しい花や、美しい花に出逢えることが多くなった。
通うほどに出逢える確率もアップした。
希少種の花にも何度も出逢った。
そういう(希少種の)花の写真は、このブログにも載せることはできないが、
それ以外の花は、随時、このブログにも掲載している。
今日は、午後から仕事であったが、
午前中に、サクッと(ある花を目当てに)近くの里山に登ってきた。

ゆっくり登って行く。


新緑が美しい。


ヤマザクラの花がわずかに残っていた。


足元を見ると、フデリンドウが咲いていた。


嬉しい。


なんて可愛いのだろう。




ワラビや、


ゼンマイも多く見られた。


センボンヤリの花も見られた。


シュンランの花に出逢えたのも嬉しかった。


いいね~


別の場所へ移動する。


ムラサキケマンの花が群生していた。




クサイチゴや、


シャガの花も咲いている。
ありふれた花だけれど、美しい。


カノコソウはまだ蕾。
「早く、早く!」


ホウチャクソウもまだ蕾が多かったが、


よく探すと、


宝鐸状になりつつある花も見つかった。


ヒイラギナンテンの花も見ることができた。


本日の目的の花、ヒトリシズカの群生地に到着。


まだ咲き始めかと思っていたが、




ちょうどピークの頃合いに来ることができたようだ。




たくさん咲いている。




あっちにも、


こっちにも、


目移りするほど咲いている。


家からすぐ近くの場所で、ヒトリシズカを見ることのできる幸せ。
何ものにも代え難い。


今日一番のヒトリシズカ。


今日も「一日の王」になれました~


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