一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

近くの里山 ……キキョウ、ノヒメユリ、カワラナデシコなどに逢えたよ……

2019年08月05日 | 近くの里山

8月4日(日)
毎年、この時期になると、訪れる“近くの里山”がある。
佐賀県の「平尾台」とも呼ぶべきこの山には、
キキョウやノヒメユリが咲く。
さて、今年は、咲いているのか……

むせかえるような夏草の中を進む。


オミナエシや、


オトコエシがもう咲いている。


ヒヨドリバナや、


サイヨウシャジンは、開花間近。


アキカラマツはすでに開花していた。


今日も気温が高い。


この山のカワラナデシコは、
濃い色の花から、


薄い色の花まで、たくさん咲いている。


中には、白花に近いものまである。


そして、私の大好きなノヒメユリ。
これはまだ開花したばかりのようであるが、


開花し過ぎて反り返り、丸まったような花もあった。(笑)


写真では大きな花に見えるかもしれないが、
ピンポン玉くらいの小さな花である。


いいね~


今日は、この山で、20株ほどのノヒメユリを見ることができた。


至福のひととき。


キキョウを探すが、なかなか見つからない。
早い年には7月下旬から咲き始めるので、今年はかなり遅いようだ。


それでも、2輪のキキョウを見つけることができた。
こちらは、開花したばかりで、まだ完全には開き切っていない。


もうひとつの花は、美しく開花していた。


紙風船のような蕾もある。


得も言われぬ美しさ。
幸せだ~


帰路、この花を見に行った。


7月下旬に来たときにはまだ咲いていなかったが、
今日はたくさん咲いていた。


小さい花なので、撮るのが難しい。


スポットライトを浴びたような花をパチリ。


カワイイ。


今年もこの花に逢うことができた。
今日も一日の王になれました~


この記事についてブログを書く
« 映画『旅のおわり世界のはじ... | トップ | オオキツネノカミソリの天山... »