一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

登り納めは裏山(鬼ノ鼻山・聖岳)で ……アキノキリンソウがまだ咲いていたよ……

2016年12月25日 | 鬼ノ鼻山・聖岳


〈一週間後の今日は、元旦なんだな~〉
と思いつつ、
色々な用事を片付けていた日曜日の午後、
ぽっかりと3時間ほど自由な時間ができたので、
裏山である鬼ノ鼻山から聖岳へ縦走することにした。
おそらく、今年の登り納め……かな?

天ヶ瀬ダムのダム湖をパチリ。


振り返ると、棚田の向うに天山が見えた。


残っていた紅葉を見ながら高度を上げて行く。


こんな標識ができていた。
私がいつも歩くルートは、「岩場道」らしい。


こんな風景が大好き。


切り株にキノコがびっしり。


第一展望所にて眺めを楽しんだ後、


鬼の展望所へ向けて歩き出す。


途中、
姿を変えてしまったセンボンヤリを見たり、


まだ咲いていたアキノキリンソウを愛でながらゆっくり登って行く。


驚いたことに、アキノキリンソウがあちこちに咲いている。




なんだか得した気分。


鬼の展望所に到着。


天山や、


作礼山や、


八幡岳、船山(女山)の展望を楽しむ。


鬼ノ鼻山山頂へ向けて歩き出す。


鬼ノ鼻山山頂(434.6m)に到着。


振り返ると、鬼の展望所が見える。


と、鬼ノ鼻山山頂にも、アキノキリンソウが咲いていた。


鬼のテラスへ向けて歩き出す。


灌木の紅葉を楽しみながら歩いて行くと、




鬼のテラスに到着。


ここから眺める白石平野は美しい。


傍らにはノイバラがまだ咲いていた。


こんなにも美しい縦走路を歩くことができる歓び。


期待していたサザンカの花は少なかった。
毎年、サザンカの小径を歩くことを楽しみにしているのだが、
今年は訪れるのが遅かったようだ。


赤い花と、


ピンクの花をパチリ。


サザンカの花は少なかったけれど、
縦走路には、なおもアキノキリンソウが咲いている。




ひとつのかたまりとなって咲いているものまであった。


地を這うような紅葉を見ながら歩いて行くと、


この縦走路の最高標高点・福寿山(475m)の弁財天に着いた。


ねっ。


雰囲気の好い、落葉の絨毯の道を過ぎると、


弁天山の三角点(464.4m)に着いた。


しばらく歩いた地点から右折して下り、
杉の植林帯を抜けると、


クスノキの群生林に出合う。


「さが名木100選」に選ばれている美林である。


いいね~


ここから、聖岳にとりつく。


急坂をゆっくり登って行く。


聖岳山頂(416m)に到着。


遠望は効かなかったが、
平野を蛇行して流れる美しい六角川を堪能した。


今日も「一日の王」になれました~


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