一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

近くの里山 ……すぐそこにある未踏の地を探索せよ……

2018年05月09日 | 登吾留山


雑誌『Fielder』(vol.39)を買った。


特集のタイトルを見て、そそられた。(笑)
「大人の裏山遊戯」。


数字だけの成長を求めた先に幸せな暮らしはあるのか?
かつて山とともにあった本当の人間活動を体感する

「大人の裏山遊戯」
●小屋暮らしの生活様式に学ぶ「裏山ブッシュクラフト」
●受動的な野営だけじゃつまらない「実践積極的ビバーク」
●かつて食卓で当たり前だった山の味を復習する「はじめての山菜活用術」
●誰でも採れる安心食材「胡桃」「栗」「ギンナン」
「裏山は木の実の宝庫である」


●すぐそこにある未踏の地を探検せよ「裏山開拓のABC」


●野生を遊び倒すタフスタイルの勧め「裏山探索装備サンプル」



「裏山開拓のABC」の、
“すぐそこにある未踏の地を探検せよ”というキャッチコピーに魅かれた。
そうなのだ。
近くの山ゆえに、誰もが、すべてを知っていると勘違いしている。
或は、裏山・里山には何もないと思い込んでいる。

で、今日は、
“すぐそこにある未踏の地を探検せよ”
ということで、近くの里山で、バリエーションハイキングをすることにした。


この時期の山は、新緑が美しく、


どこを歩いても楽しい。


ギンリョウソウが顔を出していた。


しばらく歩いた所に、


エビネが咲いていた。


さらに歩くと、


すこし黄色みがかかったエビネが咲いていた。


指の先まで緑に染まっていくようだ。


一際美しいエビネに出逢った。


いいね~


さらに進むと、


小さな沢沿いの道に出合った。


森が、昨日までの雨を貯めこんでいた。


すべての植物が水分を含んでいる。




コチャルメルソウと出逢ってビックリ。


もっとビックリしたのは、この花。


まさかこの花に出逢えるとは思わなかった。


嬉しい。


こっちにも咲いている。


いいね~


下からも撮ってみる。


ズーム。


来年からこの山に来るのが楽しみになってきた。


家からすぐ近くの山に咲いていたとは……


これだから里山歩きは止められない。


今日も「一日の王」になれました~


この記事についてブログを書く
« 近くの里山 ……「ヤマザキ(... | トップ | 映画『犬猿』 …𠮷田恵輔監督... »