人生に確かなものは少ない。
不確かなものに囲まれて、我々は生活している。
何が虚で、何が実か?
曖昧模糊とした現実の中で、我々はしばし呆然と立ち尽くす。
この世の中に、確実に「これはこれだ」と断言できるものがどれだけあるだろうか?
断言できるものを、我々はどれだけ持っているだろうか?
猛暑の夏、外に出ることもなく冷房の効いた部屋で寝ころんでいるアナタ……
(そうアナタのことです)
そんなアナタは、たぶん何ひとつ所持していないのではないだろうか?
そんなアナタに私は断言する。
「沢登りは楽しい」(コラコラ)
沢登りは楽しい……これは真実である。
「沢登りをしなかったら、人生の最大の楽しみを知らずに死ぬことになる」
……なんて言ったら、ちょっと大袈裟かもしれないが、かなり真実に近い。
山登りはするけど、沢登りはどうも……という人は多い。
かくいう私もそうであった。
だが、沢登りをやってみると、これほど楽しい遊びはない。
ある人は言う。
「森と渓はふたつでひとつである」と。
だとすれば、森を知って渓を知らないとすれば、それは山の半分しか知らないことになる。
沢沿いの登山道を歩くだけでは、渓の本当の姿を見ることはできない。
沢そのものを登り、渓を歩き、水と戯れなければ、けっして知ることはできないのだ。
からつ労山の8月の月例山行は、毎年、佐賀労山との合同で、沢登りが行われる。
今年は、多良山系の「平谷沢」。
(今年も沢組と丘組が用意されていて、丘組は、黒木からつげ尾を経て経ヶ岳へ登り、平谷登山口に下山するコース)
多良山系には素晴らしい沢がたくさんあるが、そのほとんどが長崎県側にある。
佐賀県側には数えるほどしかない。
その数少ない佐賀県側の沢の代表格が平谷沢である。
平谷沢は、その名の通り、平谷キャンプ場から入渓する沢。
午前8時に平谷キャンプ場の駐車場に集合。
唐津からのメンバーは2台の車に分乗して到着。
私は単独で乗り付けた。
からつ労山の参加者は14名(沢組5名、丘組9名)。
ほどなく佐賀労山のメンバーもマイクロバスで到着した。
その中に、私のブログの愛読者であるyukorinさんが……
半年ぶりの再会に嬉しくなる。
出発準備。
私は、今回、新しく買った、
モンベルのサワーシューズ・ロング(地下足袋とわらじの利点を併せ持つ沢登り用のシューズ)、
ブラックダイヤモンドのヘルメット、
を装着。(ウッシッシ)
準備ができたところで、佐賀労山の辻会長より、平谷沢についての説明および注意事項の確認があった。
8:45 入渓。
この平谷沢の水は美しいことで知られている。
透明度抜群!
100mほど進んだところで、5mほどの滝に遭遇。
右から高巻くことができるが、滝を果敢に攻める者も……
今回、沢組の方に、からつ労山からは女性の参加者はいなかったが、佐賀労山からは大勢の女性が参加していた。
おや、下から登ってくるのは……
yukorinさんではないですか!
「おっ、スゴイ、スゴイ!」
必死に岩にくらいつく。
そして登っちゃいました~
お淑やかな感じの女性だが、本当はお転婆かも?(笑)
yukorinさん、タダモノではない。
5mの滝を過ぎても、小さな滝が次々現れる。
皆、楽しそうに登っていく。
ここでもyukorinさん、果敢にアタック。
「う~ん、素晴らしい!」
水の中では、童心に還って、大はしゃぎ。
水の中は、気持ちイイ~
沢登りだから、わざと水のあるところを歩きます。
これが楽しい~
木漏れ日が岩肌を輝かせる。
平谷沢は本当に美しく素晴らしい沢だ。
沢を登る楽しさ、
水と戯れる喜び、
渓を歩く心地よさ、
ここは、沢登りをする者だけが見ることのできる世界。
滝を登る幸せ、
滝を見下ろす幸せ。
この至福の時間が永遠に続けばいいのに……
砂防堤の穴が、なんだか人の顔(目と口)に見える。(笑)
砂防堤を高巻き、砂防堤の上から下を見る。
この土管が現れると、沢登りもフィニッシュ。
11:20 林道に出て、ここで昼食。
冷えた体に、カップ麺の温かさが染みました。
傍らに、ツリフネソウが……
12:00 下山開始。
沢登りの余韻を楽しみながら、ゆっくり下っていった。
12:43 平谷キャンプ場に到着。
こうして、楽しい、楽しい、沢登りが終わった。
佐賀労山の皆さん、ありがとうございました。
また来年も楽しみに待ってま~す。
不確かなものに囲まれて、我々は生活している。
何が虚で、何が実か?
曖昧模糊とした現実の中で、我々はしばし呆然と立ち尽くす。
この世の中に、確実に「これはこれだ」と断言できるものがどれだけあるだろうか?
断言できるものを、我々はどれだけ持っているだろうか?
猛暑の夏、外に出ることもなく冷房の効いた部屋で寝ころんでいるアナタ……
(そうアナタのことです)
そんなアナタは、たぶん何ひとつ所持していないのではないだろうか?
そんなアナタに私は断言する。
「沢登りは楽しい」(コラコラ)
沢登りは楽しい……これは真実である。
「沢登りをしなかったら、人生の最大の楽しみを知らずに死ぬことになる」
……なんて言ったら、ちょっと大袈裟かもしれないが、かなり真実に近い。
山登りはするけど、沢登りはどうも……という人は多い。
かくいう私もそうであった。
だが、沢登りをやってみると、これほど楽しい遊びはない。
ある人は言う。
「森と渓はふたつでひとつである」と。
だとすれば、森を知って渓を知らないとすれば、それは山の半分しか知らないことになる。
沢沿いの登山道を歩くだけでは、渓の本当の姿を見ることはできない。
沢そのものを登り、渓を歩き、水と戯れなければ、けっして知ることはできないのだ。
からつ労山の8月の月例山行は、毎年、佐賀労山との合同で、沢登りが行われる。
今年は、多良山系の「平谷沢」。
(今年も沢組と丘組が用意されていて、丘組は、黒木からつげ尾を経て経ヶ岳へ登り、平谷登山口に下山するコース)
多良山系には素晴らしい沢がたくさんあるが、そのほとんどが長崎県側にある。
佐賀県側には数えるほどしかない。
その数少ない佐賀県側の沢の代表格が平谷沢である。
平谷沢は、その名の通り、平谷キャンプ場から入渓する沢。
午前8時に平谷キャンプ場の駐車場に集合。
唐津からのメンバーは2台の車に分乗して到着。
私は単独で乗り付けた。
からつ労山の参加者は14名(沢組5名、丘組9名)。
ほどなく佐賀労山のメンバーもマイクロバスで到着した。
その中に、私のブログの愛読者であるyukorinさんが……
半年ぶりの再会に嬉しくなる。
出発準備。
私は、今回、新しく買った、
モンベルのサワーシューズ・ロング(地下足袋とわらじの利点を併せ持つ沢登り用のシューズ)、
ブラックダイヤモンドのヘルメット、
を装着。(ウッシッシ)
準備ができたところで、佐賀労山の辻会長より、平谷沢についての説明および注意事項の確認があった。
8:45 入渓。
この平谷沢の水は美しいことで知られている。
透明度抜群!
100mほど進んだところで、5mほどの滝に遭遇。
右から高巻くことができるが、滝を果敢に攻める者も……
今回、沢組の方に、からつ労山からは女性の参加者はいなかったが、佐賀労山からは大勢の女性が参加していた。
おや、下から登ってくるのは……
yukorinさんではないですか!
「おっ、スゴイ、スゴイ!」
必死に岩にくらいつく。
そして登っちゃいました~
お淑やかな感じの女性だが、本当はお転婆かも?(笑)
yukorinさん、タダモノではない。
5mの滝を過ぎても、小さな滝が次々現れる。
皆、楽しそうに登っていく。
ここでもyukorinさん、果敢にアタック。
「う~ん、素晴らしい!」
水の中では、童心に還って、大はしゃぎ。
水の中は、気持ちイイ~
沢登りだから、わざと水のあるところを歩きます。
これが楽しい~
木漏れ日が岩肌を輝かせる。
平谷沢は本当に美しく素晴らしい沢だ。
沢を登る楽しさ、
水と戯れる喜び、
渓を歩く心地よさ、
ここは、沢登りをする者だけが見ることのできる世界。
滝を登る幸せ、
滝を見下ろす幸せ。
この至福の時間が永遠に続けばいいのに……
砂防堤の穴が、なんだか人の顔(目と口)に見える。(笑)
砂防堤を高巻き、砂防堤の上から下を見る。
この土管が現れると、沢登りもフィニッシュ。
11:20 林道に出て、ここで昼食。
冷えた体に、カップ麺の温かさが染みました。
傍らに、ツリフネソウが……
12:00 下山開始。
沢登りの余韻を楽しみながら、ゆっくり下っていった。
12:43 平谷キャンプ場に到着。
こうして、楽しい、楽しい、沢登りが終わった。
佐賀労山の皆さん、ありがとうございました。
また来年も楽しみに待ってま~す。