一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

城山・鏡山

2007年03月21日 | その他・佐賀県の山
17日(土)は、仕事。
18日(日)は、町内行事。
春分の日の21日(水)に、やっと山登りができた。
まず、浜玉町にある「城山」へ。
谷口集落から歩き始める。
城山登山口までの林道に、驚くほどたくさんの春の花。
オドリコソウ、シロバナタンポポ、ウマノアシガタ、ムラサキケマン……
中でもスミレが多い。
タチツボスミレは葉がハート形なので、その群落はハートがたくさん重なり合っていて、絵になる。
幸せな気持ちになる……



城山山頂までは、急登の連続で、時間的には短いが、なかなか疲れる。
汗ばみながら、山頂に着く。
城山山頂は広くて、展望もなかなか良い。
シロモジの向こうに、これから登る「鏡山」が見えた。



車で古代の森会館の駐車場に移動し、登山口から「鏡山」に登り始める。
こちらも春の花がイッパイ!
写真を撮りながら、ゆっくり登る。
人気がある「鏡山」では、多くの登山者とすれ違う。
中腹で、からつ労山のYさんにバッタリ会った。
しばらく立ち話をする。
「鏡山」は、Yさんにとってはホームグラウンドのような山だそうだ。
Yさんと分かれ、再び花の写真を撮りながらゆっくり登る。
そして、やっと山頂。
「鏡山」の頂上は広大で、しかも車で登ってきた人々で賑わっていた。
私はなるべく人がいないような場所を探して歩いた。
案内板に「自然探勝路」という表示があったので、そこを歩く。
誰も歩いていなくて、雰囲気も良い。



「自然探勝路」を歩いていたら、フデリンドウが……
ちょっと虫に喰われているが、小さいながら、凛とした佇まい。
見ているだけで、なんだか嬉しい。
幸せな気持ちで、虹の階段で下山する。
古代の森会館駐車場に戻り、ザックを車に置き、ひまわり1さんに会員ニュースをもらいに行く。
美味しいコーヒーと饅頭をご馳走して頂き、再び幸せな気持ちに……
ひまわり1さん、ありがとうございました。


この記事についてブログを書く
« 女山(船山) | トップ | 鳥甲岳 »