一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

基山 ……バアソブ、ヤマジノホトトギス、ヌマトラノオなどの花々を楽しむ……

2020年08月17日 | 背振山系


8月17日(月)

今年(2020年)の2月29日(土)に、
鳥栖市民文化会館で「森麻季ソプラノリサイタル」が開催される筈であった。


それが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、
8月8日(土)に延期になっていたのだが、
一向に収束する気配がないため、
6月になって「森麻季ソプラノリサイタル」の中止が決まった。
森麻季さんのコンサートはいつも楽しみにしていて、


昨年よりチケットを手に入れ、首を長くして待っていただけに、
新型コロナウイルスを恨めしく思ったことであった。
チケットは鳥栖市民文化会館にて払い戻しされるとのことであったが、
忙しさにかまけて後回しにしているうちに、
チケットの払い戻し期限が迫ってきた。
で、今日は、鳥栖まで出掛けることにしたのだった。
せっかく鳥栖まで行くのだから、
鳥栖からほど近い「基山」(標高404.5m)に登ろうと考えた。

鳥栖市民文化会館でチケットの払い戻しを済ませ、基山に向かい、
低山なので、ヒョイと山頂へ。
昨年11月に登って以来の山頂だ。


古代山城・基肄城跡。


素晴らしい眺め。


三角点のある方へ向かう。


基山は「一等三角点」である。


基肄城建設を決めた天智天皇を記念した、
鉾をかたどった記念碑「天智天皇欽仰碑」。




その先に、


展望所があるが、


老朽化が進み、立入禁止になっている。


さて、これより花散策へ。


ヌマトラノオがたくさん咲いていた。


いいね~


ノアズキ、


ゲンノショウコ、


コマツナギ、


コオニユリなども咲いている。


スズサイコも見ることができた。




サイヨウシャジンや、


ホソバシュロソウにも逢えた。


ヤブラン、


ヤブミョウガ、


アキノタムラソウ、


コバギボウシを見ながら歩いていたら、


ヤマジノホトトギスに出逢った。


天山や八幡岳などで見かけるヤマホトトギスよりも大きくて、


強そうな感じ。(笑)


いいね~


バアソブにも逢うことができた。


嬉しい。


ツルニンジン(ジイソブ)より小ぶりな感じ。


可愛い。




こちらにも咲いている。


今日は数箇所で見ることができた。




今日一番のバアソブは、コレかな?


今日も「一日の王」になれました~


【蛇足】
お気づきの方もおられるかもしれませんが、
訪問者数の日別ランキングで、また第9位になりました。


通算5度目の第9位。
もう、わけわからん。(笑)


6度目はないと思うので、(ほんまかいな)
今回も記念として残しておきたいと思った。(コラコラ)



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