一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

牛尾山・鬼ノ鼻山 ……梅の花、菜の花、アセビの花などで“春”を実感する……

2018年03月11日 | 鬼ノ鼻山・聖岳
冬が長かった所為で、 今年は春の花が遅れており、 楽しみにしていた梅の花も開花が大幅に遅れている。 我が家から近い牛尾山の牛尾梅林も、 昨年(2017年)は1月下旬には咲き始めていたが、(コチラを参照) 今年(2018年)は同じ1月下旬に行ってはみたものの、 まったく咲いていなかった。 満開が予想された「梅まつり」(3月3日~4日)の頃も、 イマイチの開花状況であったようだ。 では、一週間後の . . . 本文を読む

映画『シェイプ・オブ・ウォーター』 …映画を見る楽しみがすべて詰まった傑作…

2018年03月10日 | 映画
昨年末(2017年12月15日)に10周年を迎えた、 佐賀県内唯一のミニシアター「シアター・シエマ」がオープンしたのは、 2007年12月15日であった。 私が最初に「シアター・シエマ」を訪れたのは、 2008年1月10日で、 この「シアター・シエマ」で最初に見た映画は、 『パンズ・ラビリンス』であった。 支配人の許可を得て、館内を撮影し、 「シアター・シエマ」の紹介も兼ねて、ブログ「一日 . . . 本文を読む

八幡岳 ……ヤマルリソウやホソバナコバイモなどが咲き始めたよ……

2018年03月07日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山
天山ばかり登っていたら、 八幡岳がヤキモチを焼くので、 今日は八幡岳に登ることにした。 八幡岳の方にも、春の花が咲き始めているに違いない。 まず、いつもの場所で、「蕨野の棚田」を眺める。 この棚田は、春には菜の花の色に染まるのだが、 今年は春の訪れが遅く、 菜の花はまだ咲いていないようだ。 八幡岳にとりつく。 今年は雪の日が多かったので、 オオキツネノカミソリの葉も、伸びが少ない。 . . . 本文を読む

『銀河鉄道の父』(門井慶喜)…父でありすぎた(宮沢賢治の)父を描いた感動作…

2018年03月06日 | 読書・音楽・美術・その他芸術
第158回(2017年下半期)の直木賞と芥川賞が、 今年(2018年)の1月16日に発表された。 直木賞の受賞作は、『銀河鉄道の父』(門井慶喜)であった。 〈読んでみたい!〉 と思い、私が住む町の図書館に予約すると、 1ヶ月ほど待って、すぐに借りることができた。 (これが都会の図書館だったら、かなり待たされたことであろう) 受け取った本を見ると、案外厚く、 408頁もあって、読み応えがあり . . . 本文を読む

天山から近くの里山へ ……アマナやツクシショウジョウバカマが咲き始めたよ……

2018年03月04日 | 天山・彦岳
数日前までは、 今日(3月4日)の天気予報は傘マークであったが、 前日になって、急遽「晴れ」になった。 だったら、天山へ登らなければなるまい。 9:25頃に、天川登山口駐車場に着くと、一台の車もない。 花のない時期なので、まあ、仕方ないか……(笑) 天山を独り占めできると思い、 ウキウキしながら登り始める。 雪はすっかりなくなっている。 美しい道だ。 いつもの場所でパチリ。 . . . 本文を読む

映画『15時17分、パリ行き』 ……テロリストに立ち向かった3人の当事者が主演……

2018年03月03日 | 映画
クリント・イーストウッド監督作品である。 2015年8月に高速鉄道で実際に起きた無差別テロ事件を映画化したもので、 列車に乗り合わせていた3人のアメリカ人青年が、 テロリストに立ち向かう姿を描いたものである。 この映画の驚くべき点は、 列車に乗り合わせていた3人のアメリカ人青年、 アンソニー・サドラー、 レク・スカラトス、 スペンサー・ストーンの役を、 事件の当事者が演じていることにある。 . . . 本文を読む