幸せのレシピ
2007年/アメリカ
ビストロ
総合
80点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
2001年に制作されたドイツ映画『マーサの幸せレシピ』のリメイクであるので大まかの筋はそのままである。つまり主人公ケイトは美味しい料理を作るためカウンセリングを受けなければならないほど完璧さを追求してしまうが、彼女と正反対に新しく採用されたニックは歌を歌い楽しみながら美味しい料理を作っていく。ケイトは最初そのようなニックのやり方に反発を覚えるのだが、姪のゾーイの予期せぬ共同生活などで鎧のようにストイックに身を固めていた生活が崩れていくことで彼女の料理の「美味しさ」に対する考え方が変わっていく。それは見た目まで完璧に装飾するフランス料理に携わっていたケイトが、同じように美味しくても見た目は気にせずにつくるイタリア料理に携わっていたニックと一緒に形式にこだわらないフランスレストランである「ビストロ」を開いたことに示されている。ラストシーンでゾーイが看板を回転させて自分の名前を上にするが、これもケイトが自分がトップでいることにこだわらなくなったことの象徴である。
あらためて言うまでもないことだが原題「No Reservations」はレストランのテーブルが予約されていないということと、「心配ない」という2つの意味がかかっている。
キングダム/見えざる敵
2007年/アメリカ
政策としての「アンチ・ハリウッド」
総合
80点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
「アンチ・ハリウッド」と聞けば私たちは普通アメリカ以外の国で制作されるか同じアメリカでもニューヨークで制作されるような比較的低予算で作られる非商業的映画を思い浮かべるだろう。
この作品が興味深いのは勿論テロとの戦いを描いたところではない。そのような作品は既に沢山制作されている。この作品を独特なものにしているのはハリウッド映画が「アンチ・ハリウッド映画」を描いているところだ。
4人のFBI捜査官を警護する42歳のファリスは警官になった理由としてテレビで「超人ハルク」や「600万ドルの男」を見たからだと言う。
他方テロ組織は4人をその場で殺害するのではなく、そのうちの一人アダム・レビットをわざわざ拉致して自分たちのアジトへ連れて行き、ネットに流すためカメラで撮影しながら殺害しようとする。つまりアラブ人たちはただテロで数百人殺すよりも、その殺害した状況を映し出した映像や一人の人間を虐殺する映像の方がテロとして効果があることをアメリカ文化を学んだが故に理解しているということである。
アメリカは自分たちが作り出したテクノロジーのみならず自国が生んだ文化によっても苦しめられている皮肉な状況に置かれている。
ハッピハッピー。離婚決定打は三原の“養っている”という意識(サンケイスポーツ) - goo ニュース
今の時代妻に養ってもらうことに抵抗を感じる必要があるのだろうか? 自分に
特別の才能がなくて妻にあるとするならばそれを手助けできるチャンスを得られた
だけでも感謝するべきであり妻が美人であるのならばなおさらだ。磯野貴理や松野
明美の旦那を見習うべきだ。妻が美人じゃなくても彼らはがんばっている。