本日のち。
今しがた、第一回目のニンニク定植大作戦を終え、野菜ギフトの収穫し帰宅しました。
ニンニクについては、またの機会に触れますが(カメラを忘れた手前)今日は、最近コメントした『新規就農』について加筆触れようと思います。
新規就農は、新規就職をもじったもの。はじめて農業をする、農業で独立するときに使います。
そして、全国各地で行われる新規就農フェスタのように、各県で独自の就農コースがあり、過疎化地域の復興や、継ぎ手のいない農地継続支援を盛んとしているところです。
多くの人は、サラリーマンのこの世。農業もサラリーマン並の収入を求め、機械化、大規模農業が叫ばれています。
新規農業もその波に飲まれ、一般的にちょっと狭いものになってきています。ところが、各地で、新規就農者の新しい形も生まれてきています。そんな背景を感じつつ興味のある方に以下のコメントを読んでもらえたら幸いです。
************************************
はじめてこの話題『新規就農』について私見を書きます。宜しくお願いいたします。
みんなのカキコを見ていて、人それぞれの新規就農があるのが印象的でした。仕事柄多くの新規就農者の相談や教えをもらっているのでちょっとちがう新規就農が見えてきています。
個人の体験では、千葉と長野県の新規就農制度はハードルが違う感じでした。長野県は就農しやすい県でした。農業の盛んなところではなかなか支援してもらえないようです。
農業の『業』はよく、商業の「業」だから農業でお金を儲けると世間では躍起です。けれど、戦前・戦後の農業を見ても未だ持続できる形で農業を儲けにつなげている方は数多くありません。
>『業』は『ワザ』と読み、農で生きる業(わざ)=農業。商売で儲ける業=商業。だと思っています。
多くの新規就農者で成功している人で、幸せな人は、みんなといっていいほど輝いています。農をもとに、自分を活かして生きているからだと思います。
ある人は、有機農業をウーフ制度で営み、ある人は自然農で自給自足しながら生活し、ある人はコミュニティーに属しながら自分の才能を活かしています。
つまり、新規農業の形は、なにも決まっているのではなく、いろいろ模索しながら、「自分らしい農業経営」や「自給しながら自分の能力で人を喜ばせる」ことにたどり着くと、必要なお金や物や人が繋がるような気がします。
野菜を売り儲けることが得意な方は、儲ける。それだけでなく、自分の魅力を売ることを憶えた人は、お金も幸せも手に入ってきているような気がします。
大なり小なり、農業は、身近ないのちを支える食に携わる仕事。その農業をしながら自己実現できる場とすれば、新規農業はもっと花開くような気がします。
※写真はムクナ(八升豆)の花です。八升豆は、一つの樹から八升ほど取れる亜熱帯性植物。長野でどこまで育つのか、いろいろ知りたくて育てています。
今しがた、第一回目のニンニク定植大作戦を終え、野菜ギフトの収穫し帰宅しました。
ニンニクについては、またの機会に触れますが(カメラを忘れた手前)今日は、最近コメントした『新規就農』について加筆触れようと思います。
新規就農は、新規就職をもじったもの。はじめて農業をする、農業で独立するときに使います。
そして、全国各地で行われる新規就農フェスタのように、各県で独自の就農コースがあり、過疎化地域の復興や、継ぎ手のいない農地継続支援を盛んとしているところです。
多くの人は、サラリーマンのこの世。農業もサラリーマン並の収入を求め、機械化、大規模農業が叫ばれています。
新規農業もその波に飲まれ、一般的にちょっと狭いものになってきています。ところが、各地で、新規就農者の新しい形も生まれてきています。そんな背景を感じつつ興味のある方に以下のコメントを読んでもらえたら幸いです。
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はじめてこの話題『新規就農』について私見を書きます。宜しくお願いいたします。
みんなのカキコを見ていて、人それぞれの新規就農があるのが印象的でした。仕事柄多くの新規就農者の相談や教えをもらっているのでちょっとちがう新規就農が見えてきています。
個人の体験では、千葉と長野県の新規就農制度はハードルが違う感じでした。長野県は就農しやすい県でした。農業の盛んなところではなかなか支援してもらえないようです。
農業の『業』はよく、商業の「業」だから農業でお金を儲けると世間では躍起です。けれど、戦前・戦後の農業を見ても未だ持続できる形で農業を儲けにつなげている方は数多くありません。
>『業』は『ワザ』と読み、農で生きる業(わざ)=農業。商売で儲ける業=商業。だと思っています。
多くの新規就農者で成功している人で、幸せな人は、みんなといっていいほど輝いています。農をもとに、自分を活かして生きているからだと思います。
ある人は、有機農業をウーフ制度で営み、ある人は自然農で自給自足しながら生活し、ある人はコミュニティーに属しながら自分の才能を活かしています。
つまり、新規農業の形は、なにも決まっているのではなく、いろいろ模索しながら、「自分らしい農業経営」や「自給しながら自分の能力で人を喜ばせる」ことにたどり着くと、必要なお金や物や人が繋がるような気がします。
野菜を売り儲けることが得意な方は、儲ける。それだけでなく、自分の魅力を売ることを憶えた人は、お金も幸せも手に入ってきているような気がします。
大なり小なり、農業は、身近ないのちを支える食に携わる仕事。その農業をしながら自己実現できる場とすれば、新規農業はもっと花開くような気がします。
※写真はムクナ(八升豆)の花です。八升豆は、一つの樹から八升ほど取れる亜熱帯性植物。長野でどこまで育つのか、いろいろ知りたくて育てています。