無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

『自然栽培やさいギフト』への想い

2008-09-04 08:42:30 | 自然栽培で自給できる想い
本日さっき止みました。

うちはじつは農家なのに野菜を販売していません。

それは、以前勤めていた自然食品店で感じた『野菜は商品ではない、いのちの糧』だという思いからです。

大量の野菜を育てることで、コスト削減や機会による効率化はわかります。でもしたくなくなってしまいました。

というのも長い目で見た場合、自給農園スタイルの方が一層コストがかからず効率的なのではないのかと思うようにりました。

大量の野菜を育てるためには大変なエネルギーが必要です。機械・石油・肥料そして単一作業の連続。

自給用の自然栽培は、夫婦2人で20世帯が限度です。しかし、自分で食べる少量多品目野菜なので、どれも美味しく食べ・保存性が高く、ほぼ無肥料でもできます。

うちの場合、1ヶ月20件が限度で、一日4件が野菜を出せる限度です。
でもそれがいいんです。新鮮な野菜を採れたぶん友人・知人に畑からとれた『ギフト』として発送し、残ったものがうちの夕飯・朝食になります。

そして、届いた先では、野菜が採れてから24時間前後で食べることができます。トウモロコシなんかは生でも食べられる鮮度です。

自給用の野菜で「無駄なく、美味しく食べられ、喜んでももらえる。」最高です。

こんな農家がいっぱいいれば、地球全体はより効率的に賄えます。
自給用で育った野菜は、美味しいです。

写真はギフト『自然栽培やさいギフト』の発送風景です。
うちの野菜が嫁ぐ先に失礼にならないように、嫁ぎ先が喜んでもらえるように、願いと感謝を込めます。


「生産者の顔が見える」ことも大事です。
その上『食べてくれる方々の顔が見え、野菜を育て、届ける』ことも喜びです。


関係ないのですが、今日はじめて太文字を使えるようになりました。ありがたや、ありがたや。



コメント (5)
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