無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

白菜の定植はじまる

2008-09-10 22:34:40 | 日々の自然菜園
本日。『自然栽培やさいギフト』の発送はじまる。

最近、ブログを見ているよといろいろな方からご連絡をいただく、有難いです。

昨日から白菜の定植をいろいろな形で行っている。

毎年一回しかできない野菜もあるが、何かしら形を変えたり、自然条件が変わったりと学ぶ機会は多い。

白菜も少しずつだが、その白菜自身の本性を垣間見ることができるようになってきた。昔の農業書・現代の園芸書などもとても勉強になる。

自然栽培をはじめて11年になるがその自然の妙なる働き、やさいの本性(個性)は未だ興味が尽きない。

科学実験のようにまま成らない自然の大地。刻々と変化する四季に天候。うまくいくことも昔に比べたら遥かに多くなったが、失敗から学ぶことは未だ多い。

白菜の本性は、「肥満体の貪欲さ」といってさしつかいないような気がする。
発芽の速さといい、根の細かさといい、葉の展開の速さは、他の葉ものやさいにはない。

そんなわがままな不自然な白菜を自然に育てるコツは「初期の葉の展開がスムーズになるように仕向けること」のような気がする。それは
1)根を損なわぬこと
2)根元を乾かさないこと(草に負けぬこと)
3)葉っぱ5~6枚までに一本にしてすること

まだまだ不可思議で、学ぶことが多い白菜は今年は何を教えてくれるだろうか楽しみです。

ちなみに、定植した白菜に、一握りの半分のボカシとくん炭少々を回りに蒔いたのが写真です。
コメント (2)
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小麦の栽培に関して

2008-09-10 08:53:21 | コメントの公開
本日最近、夜遅くまで働くせいか、それとも怠けたいのか、朝が遅い。午前中は自家採種している種の洗い出しという内職が忙しい。その合間に打つパソコンがいい気分転換になる。有難い。

今日は、以前僕が小麦の栽培を始めた当初難儀した問題に同じくぶつかっている友人に以下のコメントをしました。まるで、10年前の自分にコメントしているみたいな感じでした。

*************************************
はじめまして竹内と申します。長野県で家庭菜園の教室をしながら、自給用に小麦を育てています。自分で育てた小麦は最高ですよ。

関東でも小麦は簡単に育ちました。今は長野ですが、蒔きどきが違うだけです。

100㎡で20~30㎏ぐらいは収獲できるものです。はじめは、小規模ではじめ、来年そこでとれた小麦を種にして広げていくのが無難です。

地域に数件は小規模製粉所(個人)があるものです。持ち込み最低量はうちの場合、15kgの玄麦で13kgくらいの小麦粉に千円ちょっとでしてくれます。タウンページなどで調べて問い合わせしてみるといいでしょう。

種は、各JAが地方の奨励品種を持っているので、電話してみると1kg単位で売ってもらえると思います。少ない量であれば、野口種苗さんhttp://noguchiseed.com/でもネットから注文できます。近くの個人の種屋さんでも買えると思います。

もしパン用の小麦品種『ユメアサヒ』が欲しい場合は、うちでも少量販売用がありますからメールください。種子用1kg2000円(送料別)

栽培法は、うちとは違いますが、埼玉県の有機農家金子さんの『写真でわかる金子さんちの家庭菜園』家の光協会出版が1600円に詳しく載っております。

確かに粉として売るには少々安いと思いますが、自分が食べるとこんなにも風味豊かな国産小麦、毎年育ててしまいます。

販売するなら、小口で500g~1kgの袋にして直売所で売ると、連絡先を記入しておくと、直接販売する大口が入ってくるかもしれません。あとは地元のパン屋さんに持ち込み、自分の小麦をサンプリングしてもらうのもいいかと思います。ふくらみよりも、風味を評価してもらいたいものです。
コメント (17)
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