無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

プランター講座

2009-01-22 13:30:53 | 自然菜園の技術 応用
本日。家の周りは真っ白です。

以前ブログにもちょっと書きましたが、お蔭さまで今度山形村にあるiCtiy21の2階にあるNKHカルチャーセンター、講座を持つことが正式に決まりました。


内容はこんな感じです。

●一日講座
「無農薬栽培 プランターで野菜作り」1つのプランターでレタス・ラティッシュ・春菊・ミニトマト・バジル・落花生を栽培。プランターで上手に野菜を育てるコツ。
4月25日(土)13:30~16:00
受講料 (会員)2,625円 (一般)2,835円
教材費  3,675円
定員-24名 持ち物 筆記用具、エプロン、軍手
 
●一日講座
「無農薬栽培 コンパニオンプランツ」無農薬自然栽培の応用として、今話題のコンパニオンプランツ(共栄植物)を活用した、病虫害に悩まず、美味しく育てる家庭菜園講座です。
5月23日(土)13:30~16:00
受講料 (会員)1,890円 (一般)2,100円
教材費  1,050円
定員-24名 持ち物 筆記用具

●短期講座
「美味しく簡単にできる 無農薬・家庭菜園の法則」
無農薬自然栽培の基本から、毎月育てる野菜をテーマにレクチャーします。畑の疑問・お悩みにお答えする時間もあります。
4/22-種の選び方・蒔き方 ジャガイモの植え方 石灰は使わない
5/13-苗の定植の仕方 ウリ科の種の蒔き方 
6/10-支柱への誘引の仕方 サツマイモの植え方 キュウリの管理法

より多くの人に菜園をもつ楽しさや、健康に無農薬栽培された野菜のおいしさをお伝えできたら嬉しいです。

近く、長野県の方は、折込チラシで見ることもあろうかもしれません。
カルチャーセンターのサイトでアップされたらお知らせしようと思います。

3年間菜園教室を続けていたら、新しい展開が起きました。ありがたいことです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おきな堂【昭和8年創業洋食屋さん】

2009-01-21 04:40:40 | 自然栽培で自給できる想い
本日のち

半日で、真っ白に雪化粧し、真冬に戻ってしまった。

今晩は、友人のお店おきな堂さんで
ディナーをいただいた。

友人で3代続く、松本の老舗の洋食屋さん。
化学調味料などは以前から使わず、昔懐かしいオムライスや店内。

それに、イタリア人のシェフ直伝のイタリアンメニューがあり、手打ちパスタやワインもいただけます。

食後のコーヒーは、師匠の友人のブラジルのサンネットさんが、無農薬無肥料栽培で丁寧に育てた森のコーヒーが、デザートと一緒にいただけます。


あまり外食しない私たちも、おきな堂さんには月1回くらい行きます。

最近では、名物のバンカラカレーやポークソテーなど洋食屋さんの肉料理以外にも、予約すると野菜もふんだんに使ったコース料理もあります。

もしかするとうちで育った自然栽培のジャガイモやカボチャなどを使った季節の野菜メニューのときもあります。

来週、おきな堂の3階でイベントを開く予定なので、そのときもうちのジャガイモ・玉ねぎ・人参を使ったメニューを出してくださる予定。

松本市内にお出かけの際は、ぜひおきな堂でお食事しましょう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自家製発酵飼料(コンフリー)

2009-01-20 23:33:55 | 自然自給養鶏
本日

今日夕方は、産業廃棄物処分施設の関連について市の行政の地域説明会に出席した。

今の行政の仕組みでは、合法的には産廃処理施設問題は解決しにくい現実や、住民の声が行政になかなか届かない現状にイライラしました。

産廃施設が、自分の近所にできたら引っ越しを考えたくなるほどいやなことですが、実際は家庭や企業から多くのゴミが出て処分しなければならない社会になっています。

自分が支持できない産廃施設は、利用しない。ゴミを出す企業の商品は買わない。といった選択や、自給できるものは自給し、無駄に買わないことがとても有効だと再確認しました。

************************************

最近、飼っている鶏が大好きな食べ物に、自家製発酵飼料があります。

1)まず、EMといった乳酸菌を主体とした有効微生物群によって、米ぬかともみ殻から元ダネ。つまり、発酵ボカシをつくります。

2)コンフリーや白クローバーという、自然に生えている柔らかい草を、1)のボカシとサンドしながら樽に詰めます。

3)ボカシと草だけでは、水分が多く失敗しやすいので、
草―>ボカシ―>生ぬか+小麦ふすま―>草―>ボカシの順で生糠や小麦ふすまを間に入れます。

こうしてできた、米糠主体の天然草の漬物を秋口に漬けておきます。

まだ、草や野菜くずがあった秋口や12月は全く自家製発酵飼料(ボカシや草の漬物)に見向きもしなかった鶏ですが、

雪が降り、寒くなった1月現在、他の餌があっても一直線に自家製発酵飼料に飛んできて、われ先にと集中的に食べます。(写真)

天然の草も、米糠も、ふすまも、もみ殻も
自然に在ったものや、自給農園で出てくる副産物です。


そんな、ありがたい副産物(廃鶏・もみ殻・米ぬか・ふすま)も、大量生産大量消費型に作られている現在の農業では産業廃棄物として処分されます。

自給できる暮らしを小さく始めてみて思うことに、 小さな自給暮らしは、無駄やゴミを出しません。

週末の家庭菜園はその第一歩だと思います。
環境問題を解決するツールとして、自給菜園はおすすめですよ。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合鴨の美味しいいただき方2(炙り鴨シャブシャブ)

2009-01-19 18:25:15 | 日々の自然菜園
本日

雪にならず、一日中雨が降っていました。

昨日と打って変って静かな一日。

NHKカルチャーセンターでの講座のメールの打ち合わせや、
お蔭さまで、シャロムでの自然農塾の募集定員オーバーの知らせ。

家にいながら、お仕事がどんどん進んでいます。ほんとうにありがたいことです。

昨日の合鴨料理の続きですが、
最近ハマっている合鴨の食べ方は、炙り鴨シャブシャブです。

地鶏でも同じ鍋ができるので、ぜひやってみてください。

1)南部鉄のフライパンで、もも肉などを皮の面だけ炙ります。

2)余分な脂が大量に出ますので、その油でネギを焼きます。
これで、準備OKです。

3)コブでひいたダシや、鶏がらスープを鍋にはります。

4)お出汁で、湯豆腐を楽しみます。

5)その後、火を強くしてからお好みの野菜と一緒に焼いたネギを入れます。

6)そして、炙ったレアな合鴨をさっと火を通してポン酢でいただきます。

7)しめは、うどんを入れて鴨南蛮風にしても、ご飯と卵でオジヤも最高です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合鴨農法からの贈り物、合鴨料理(塩焼きゆず風味)

2009-01-18 20:55:09 | 日々の自然菜園
本日

今日は、遠方より友人たちが泊まりに来ていたので、御馳走になった。

近所の友人が合鴨農法でお米を育てている。

合鴨農法は、家畜複合型農法で、東南アジアをはじめ最近注目を集めている。

合鴨を田んぼに放し飼いにすることで、合鴨に田の草を食べてもらい除草もし、合鴨の糞は有機肥料になり、稲刈り後は合鴨肉も手に入るすぐれた取り組みだ。

その友人は、合鴨を育て、田んぼでは酒米を無農薬で育てている。
つまり、お酒も作り、肴(合鴨)でできた酒を味わうといった、豊かな生活をしている。

先日、そのうちの3羽を譲っていただき、今日料理したのが写真の塩焼きです。

合鴨は、油が多いので、皮を焼きます。
余分な油をとって、自慢の松本一本ねぎをその油で焼きます。

その後、日本酒で酒蒸し焼に合鴨のもも肉を調理します。

合鴨は焼きすぎると固くなるので、レアに焼きます。

そして、焼きあがった合鴨に塩コショウをし、ゆずを絞ります。

友人が手塩にかけて育てた合鴨をいただくわけなので、
丁寧な調理をし、美味しくありがたく頂きました。

自分自身で、全ての自給は難しいですが、 自分の分+αで自給し合い、分かち合えば、 無理なく、とても豊かな生活ができます。

自給できる、分かち合いの農的生活はとても有り難く、幸せです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本みつばちの越冬掃除

2009-01-17 15:46:42 | 日本みつばち
本日

今日はとても暖かい日です。

友人たちが遊びに来るので、久々に大掃除をしました。
きれいに片付くとやはり気持ちいいものです。

現在うちの屋根には、日本みつばちの巣が2家族(群)います。

今年蜂蜜を全部取ってしまったので、無事越冬してくれとることを願い、できるだけのケアをしています。

巣箱を現在の場所に移して、1か月目で、今日のような天気の良い日は、トイレなどに外に出てきます。

ミツバチは、巣の蜜を巣ごとかじりながらエネルギーを補給しながら、越冬します。

食べた後の、蜜ろうのカスや、寿命や寒さで死んだ蜂たちが巣箱のそこにたまります。

そこで、写真のように奇麗にしてあげます。

今年からは、全部の蜜を採るのではなく、4割くらいを残すより自然に近い形に工夫しながら養蜂できたらなーと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

注文した種子が届く

2009-01-16 15:42:52 | 自然菜園の技術 基本
本日

今日は、久々に恩師たちのいる自然農法センター育種課http://www.janis.or.jp/users/infrc/seedservice/index.html
に伺いいろいろ教えをいただきました。

近くに、自然農法の専門機関があり、研修後もよくしていただけるのは本当にありがたいです。

未熟ですが、元研修生として貢献できるよう更に精進したい限りです。

現在、自然農法センターでは、無農薬栽培に向いた自然農法種子の有料配布をやっております。

無農薬栽培する方は、是非、http://www.janis.or.jp/users/infrc/seedservice/index.htmlサイトから注文してみてください。

************************************

今日は、先日注文したトマトの種子が代金引換小包で、
エアルーム・トマト・ファーム
http://www.heirloom-tomato-farm.com/から届きました!!

以前から気になっていたゼブラという名のミニトマトの種子です。

15粒で525円と大変高い種子ですが、貴重なエアルーム種子。

エアルーム種子を日本語で言うと、家宝種子といった感じでしょうか。
代々家宝のように受け継がれてきた固定種の種子です。

外国産ですから、今年から2・3年は日本に慣れてもらうための栽培になりそうです。

自家採種しながら自分と風土に合った品種に育てていくつもりです。

市販の種は、どうも無農薬自然栽培に初年度合わず苦労することがあります。
2~3年ほど自家採種を繰り返すとだんだん風土に合ってくる傾向があります。


今回購入した3品種も大切に育てて育成できたらなーと思います。


そして、それぞれのトマトに合った料理方法や食べ方も研究していきたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クローバーの草生栽培あれこれ

2009-01-15 18:02:27 | 自然菜園の技術 応用
本日

夕方、NHKカルチャーセンターの打ち合わせの帰りに、鶏小屋による途中。一匹のキツネと遭遇。

鶏小屋からかなり近くでのこと。

脳裏には、合鴨をお持ち帰りされたことがよぎる。

痩せ焦げたキツネはそそくさと山に逃げ込む。

鶏を飼う前であれば、「キツネだ!」と嬉しがっていたのに、今はそうは思わない自分がいる。

「何事かに、想いを抱くと、起こっていることが同じでも、受け止め方が異なってしまう。」面白いと思った。

************************************

今日の「白クローバー」のお話も同じで、白クローバーを敵にしてしまうと大変ですが、一定の距離で付き合えば、最高のパートナーになります。

うちでは畑の空いたところや、田んぼの畦わきには必ずといっていいほど「白クローバー」の種を播きます。

白クローバーは、公園でよく見かけるグランドカバープランツです。たまに四つばのクローバーを見つけると嬉しい、あの背の低いクローバーです。

弱酸性で、乾いた大地から、田んぼの脇まで幅広くよく根づくので、一般できな田畑では、除草の敵「強雑草」として嫌われます。

そのままにしておくと根っこをぐんぐん張って、竹のように周りにに勢力を伸ばし、一面白クローバーで埋め尽くされてしまいます。

しかし、一方で白クローバーはマメ科なので、根っこに根粒菌を寄生させ、痩せた大地に窒素などを供給し、豊かにしてくれる面もあります。

しかも、白クローバーで覆われた大地には、他の草が入れないらしく、草刈が簡単になります。

畑の中に、入ってしまうと、なかなか絶やせない白クローバーですが、畑の周りに生やしておくと、便利になるというわけです。

しかも刈った白クローバーは、熊手で集めますと、いい堆肥や草マルチの材料になりますし、ウサギの餌としても最高です。

おすすめは、同じ弱酸性を好むブルーベリーなど低木樹の下草として周りに生やしておくと、グランドカバーにもなります。

しかも背が伸びたら、刈った草をブルーベリーの株下に敷くと乾燥から根を守ってくれる草マルチになります。

物事を一方的に見るのではなく、両面から見ていい面と付き合えるといい関係が生まれるいい例だと思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然栽培の醍醐味

2009-01-14 23:01:21 | 自然菜園の技術 基本
本日

最近、どうしたら自給菜園の楽しさや、美味しい野菜の魅力を伝えられるのか、そればかり考え、文章にしたりもするのだが、難しい。

無農薬栽培だから美味しいとは思えないし、

市販の野菜や果物が農薬を使っているから駄目だとも思わなくなった。

自然栽培で育てたものはかなり美味しいのも事実。

もっといえば風土や栽培法によって味や品質によって大体は決まるのも確か。

しかし、それを超えて美味しいと思うものもある。

例えば、自分で育てた野菜や、友人が育てたものは格別だ。それに、ひとりで食べるよりも大好きなメンバーと食べる食事もおいしいと思う。

絶対美味しいというものだけでなく、人間だから美味しく感じてしまうものもある。

頭で食べるのではなく、血肉になってくれる食べ物に感謝して味わうと、本当に美味しく食べることができる。

最近は、感謝して食べることに集注している。自分の身体になってくれてありがとうと言って食べると本当に一層美味しくなるから不思議だ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大きな問題も、小さな日常の生活が解決の場

2009-01-12 14:53:41 | 自然栽培で自給できる想い
本日

真白な銀世界の田畑たち。

鶏は寒さに負けず、生きている。

餌を食み、卵を産み、休む。

生命は、淡々と生きている。それはとても強いことだとと思った。



というのも昨日、裕子さんが“フリーガン”の放送を見たかもしれない。

かのアメリカでは、賞味期限前に、食べられる多くのものが捨てられる。その無料の食料を食べ、浮いた食費をボランティア団体などに寄付したり、捨てられたものを再利用してごみ問題に反対している人々、団体をフリーガンと呼ぶらしい。

語源は、Free〈自由〉と、ビーガン〈菜食主義〉から。

彼らは、低所得者ではなく、定職もあり、富裕層だから驚きだ。

日本でも、食料の約2割が捨てられているという研究もあるそうだ。

事実日本で、冷蔵庫のなかや、外食、スーパーのお総菜など多くの食べ物が、食べられず捨てられているのは、どこかで見たり体験したことがない人はほとんどいないだろう。


以前は、自然食品店でかった野菜を食べきれず、生ゴミとして捨てたことを思いだした。

幸いうちではお米や野菜が、自給できる暮らしを始めることができ、食べ物を買う機会が減ってきた。

また、田畑もあり、食べ物を無駄にしたくない気持ちもあって、食べ残しを鶏にあげたり、たい肥にすることをはじめている。

しかし、現在の大量生産、大量消費の社会を生きる自分のことのようにとても重い問題だと思う。

というのも、フリーガン運動では、無駄を減らすことはできても
本当のところの問題は変わらないからだ。

環境問題も、CO2問題も、国際問題も、世界紛争だって、

今できる本当の解決方法は、日常の生活そのものに在ると思う。

今している行為の中に、問題の原因である種(たね)が潜んでいれば、播くのをやめたいと思う。それに代わる良い種を播きたいと思った。








コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする