THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

坂内にて初の280馬邪全開走行

2007-08-17 08:38:36 | XR250

11日(土)はたまたま日付指定で仕事が入り、元々休みにしようと思っていたのに仕事になってしまった。が、仕事はアッサリ終了。ダートフリークに行って部品入手、XRのメンテナンスを行う。

Epsn3753

■ブレーキ・クラッチレバーの交換(レースで折損し、曲がったスペアに換えたままだった)
■クラッチワイヤーの交換(へたったワイヤーと新品を比べると、そのフリクションの差は歴然であった)
■エンジンオイル&エレメントの交換
■バッテリーの充電
等等・・・。
そして、11日にハイエースにXRを積み込んでしまった。

13日(月)は朝5時に坂内に向けて出発。平常であれば6時過ぎに出るところだが、お盆の渋滞を回避するためである。七時前に高速を降りてしまえば渋滞には巻き込まれないであろ思ったのだが、6時20分頃で既に交通量がかなり多く、80km走行状態。誰かがブレーキを踏んだら流れが止まってしまうのではと思うほど。その後のラジオの交通情報で、7時にはノロノロ運転になってしまった事を知る。紙一重でしたな。

坂内に到着すると、一体何台のバイクがいるのだろう? ザッと見で20台くらいか? 最近は練習走行する人が増えているように感じる。
サッサと準備して走行開始。280になってから初めての全開走行だ。まずメインジェットを1ステップ下げ、その後ニードルのストレート径を一段細い物に変更。
現仕様は、文句無くパワフル。それどころか俺のテクニックでは少々持て余すほどだ。パワーはかなりあるのだが、トラクション性が今ひとつ。スロットルを開けた瞬間のパンチ力が半端じゃない。クイッとひねると直ぐにリヤがブレークしてしまい、コーナー出口ですらカウンター側に入ったまま(ヘタクソだ)。前に進みにくい。また登りのコーナーではフロント荷重にするのが難しく、寝かせたつもりでもスロットルオンした瞬間にバイクが起きて直進してしまいがちとなり、コントロールが大変。まさにジャジャ馬。イヤ、イノシシの爆進といった雰囲気。
細かくサスのセッティングを変更してみる。もっとサスが動くようにしたいのだが、パカパカにするとスロットルを開けられないし、硬くすると余計に曲がらない。まあ現状ではこんな物かなあ。あとは今までよりも極端なフロント荷重にすると良いカンジだ。初めて乗るバイクみたいな雰囲気で、ウデがパンパンになってしまった。
所詮はたかだか俺のインプレッションなので参考程度に留めて戴けると幸いだが、全体的なスペックに対してちょっと圧縮が高すぎるのではと思う。4stモトクロッサーのエンジンフィールは「ヒュンヒュン」と回るカンジで、それを受け止めるだけのサスも持っている。が、俺の280馬邪は「バリッ!バリッ!ズガガーン」という雰囲気。勿論トップエンドまでキッチリと回るし全域でパワフルなのだが、レヴリミットがノーマルXRと同じ位で、単純に全域でパワフルになった感じ。なので、数値的には2stフルサイズトレールよりも力があるかもしれないが扱いにくい。
長い時間乗り続けると振動も気になってくるので、タケガワ280+HOTCAMstage1+PWK35M+スッポンポンミャフリャー他の組み合わせよりも、もっと軽くて少し圧縮の低いピストンか、ピストンがタケガワならばもっとオーバーラップの大きいカムの方がオフロードでの戦闘能力は高いのではないだろうか? 先日預かったXLRは10.2程度の圧縮だが、結構パンチがある。まあ他の部分が殆どノーマルなので上は回りにくいが。
この組み合わせでも、ツイスティな峠やミニサーキットみたいな所なら速いかもしれない。

午前中はセッティングしつつ5周程度の走行を繰り返し、午後は2時間一人エンデューロ。ところが時計を忘れてきてしまった。しかたないので燃料を満タンにして、RESに切り替わるまで走る事にした。 ※以前は2時間でRESに切り替わっていたので
ゆっくり目に走り出し、黙々と走行を続ける。俺は何でもサッとできてしまう方ではなく、モノにするまでかなりの長い時間を要する方である。連続走行している内にだんだん乗れてきたようだ。が、ナンか時間が長い。タンクを見ても随分燃料が残っている。
結局人間が先に音を上げてしまい、休憩に戻る。時間を確認すると1時間50分位の走行であった。キッチリ測った訳ではないのだが、どうもノーマルエンジンの時よりも燃費が良いようだ。それともビビッて回しきれてないからかな?

この日、以前に坂内に来た時に顔見知りになった人が来ていた。どうも一週間ほど前にクラッシュしてしまったらしくて、他の人の走りを見つつキャンプしにきたそうだ。バイクも持ってきてなかった。この人がご自身の楽しみでラップタイムや区間タイムを取ってくれていて参考になった。乗れてない最初の内は6分前半、乗れてきたあたりで6分を切り始め、最終的にはベストで5分40秒程度だったそうだ。※全てコンクリートの橋を過ぎてからは右ルートを通っている
コース状況の差の問題があるので直接比較にはならないが、タイム的にはノーマルエンジンの時とあまり変わらないっスね。登りの直線などではタイムが縮まっているかもしれないものの、各コーナーや下り区間はむしろ遅くなっているような気がする。エンデューロに使用する場合は、疲れてきた時にバイクを扱いきれなくなるかもしれない。ただし何かの拍子に失速しても、まずエンストする事は有り得ない。

俺は13~14日にかけて泊まりだったのだが、同じスケジュールで来ていた人は前出のタイムを計ってくれた人のみ。朝の時点で20台いたバイクは、13日の夕方には1台になってしまった。

Epsn3759

14日の朝、雨が降っていた。それでもポツポツと人が集まり始めて12~13台位かな?
この中で隣に車を停めた、倒立のXRの人がリヤタイヤがパンクしたらしく「予備のチューブは持ってないですか?」。パンク会会長の俺は当然持参しているし、断る理由も無いので快く譲る。渡した後でふと思った。自分がパンクしたらどうするんだろう?
悪い予感的中(爆)。リヤタイヤパンク。それを見た隣の人は、さすがに申し訳がなさそうだ。
ところが・・・。

Epsn3761

パンク修理を完了して再出走した隣の人がまたパンク。どうもパッチも持ってきてないみたいなので一枚あげた。話をしてみると、実はやたらとご近所さんである事が判明。

さて俺のほうはというと、以前の記事でも触れたことがあるのだが、スポークのニップルが錆びて固着しており、ニップルが回らない箇所がある。それなのにニップルが緩む。パンクの原因の一つはコレのような気がする。で、何故か持参したスペアパーツの箱の中にRホイール用のスポークとニップルが入っている。確かに以前某オークションで前後スポークセットを入手した事があったが、去年の坂内2DAYS時にスペアホイールを組む為に使ってしまった筈だ。
まあいいか。で、その場で組み替えようとしたのだが、ニップルは回せないしスポークを切る道具も無い。そんな訳で締めれるトコロだけ締めてゴマカした。
それにタイヤが寿命。

Epsn3763

二ヶ月前には新品で、その内2~3週間走ってないのに・・・。やはりチューブのみでなくタイヤが古くなるとパンクしやすいようだ。パンクはパッチで修理し、外したついでに逆履きにした。
数周走ると、またパンク!! 

Epsn3767

もう終了です。空気入れも折れてしまった・・・。

Epsn3762

帰りは渋滞を見越してある程度下道を使い、標準タイムで帰宅することができた。
次回は合同練習。金曜日の晩に坂内入りしてプチ宴会、土曜日に練習走行の予定。

コメント (2)
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